こんにちは ! 今回は先日購入した有線イヤホン SIVGA Que UTG のレビューです。名前にもあるように以前レビューした SIVGA Que の後にリリースされたものですがこちらも Que 同様、この価格でこの音なのかと驚きました。ぜひ最後までご覧ください。
以下では Que UTG との比較も行っています。こちらも参考にどうぞ。
SIVGA Que はこちら。
このほか今回比較しているイヤホンはこちらです。
SIVGA Que UTG おすすめポイント

- QSIVGA Que UTG のおすすめポイントは ?
- A
- 南米産緑壇削り出しのフェイスプレート
- 重厚な低域と伸びやかな中高域の共存、高い解像度・分離感、広がりのある空間
- リケーブル対応・マルチプラグ(3.5mm/4.4mm)
SIVGA Que UTG 製品情報
01Diverse より

ポイントはドライバーで、世界初の特殊ガラス素材の平面10mmダイナミックドライバーを採用しています。ちなみに、”UTG” は “Ultra Thin Glass” です。弾性率が高く、トランジェント応答(より素早く正確に再生する)と高域表現に優れているとのこと。また、前作 Que 同様、フェイスプレートには木材(南米産の緑壇)を採用しているのも個性的です。
ギャラリー

内容物はこちらです。
- 本体
- イヤーピース 3サイズ x 2種
- ケーブル
- 3.5mmプラグ・4.4mmプラグ
- ケース
- 他紙類
マルチプラグも付いていたりとこの価格にしては(最近は増えてきていますが)お得なセットです。

イヤーピースは2種付属しています。どちらもシリコンタイプです。
- 白いイヤーピースは径が小さめ、軸が硬めです。こちらは前作 Que に付属のものと同じようです。
- 黒いイヤーピースは径が大きめ、軸が柔らかめです。

ケーブルは高純度銀めっき無酸素銅のマルチプラグケーブルです。Queに付属のものと同様白いですがこちらはより細くさらに柔らかくしなやかになっています。マルチプラグは手で回して簡単に交換できます。

こちらが本体です。フェイスプレートは南米産の緑壇の削り出しです(職人の手作業とのこと)。深みのある色合いでエレガントさがありますね。天然の木目は個体ごとに異なります。

本体のフェイスプレート以外は亜鉛合金性のハウジングです。ハウジングの色は Que と同じようです。 シックなグレーで落ち着いた色合いです。重さはそこそこあり、測ると10g(片側本体のみ)でした。

ケーブル接続は窪みのある0.78mm 2Pinです。

実際に装着するとこのように見えます。暗めの木目は肌馴染みがいいですね。本体はそこまで厚くもないので耳からの飛び出しも少なめです。
レビュー
装着感
シンプルな形状が耳にフィットします。最近は本体がより耳にフィットするイヤホンは多々あるのでそれと比べるとフィット感は弱めですが、イヤーピースが大きめであれば問題ありません。本体はそこまで大きくもなく、厚くもないので耳が小さめな方でも使いやすいと思います。イヤーピースは個人的には付属の黒い方だとフィット感が弱く、低音が薄まってしまうので白い方が好みでした。遮音性・音漏れは問題ありません。
音質
SONY NW-WM1AM2 で再生。イヤーピース・ケーブルは付属のものを使用。

個人的音質イメージはこちらです。
重厚で弾力のある低域・突き抜ける鋭さの中高域・高い解像度・ブワッとした広がりが印象的です。
バランスとしては低域と高域が目立つ弱ドンシャリのように感じました。低域はどっしりと重みがありますが弾力もありリズミカルです。他と比べると広がりがあり滑らかです。下から支えるような広がりで安定感をもたらしてくれます。
一方、中高域は霧を裂くと言わんばかりの鋭さと伸びやかさです。特に高域のシンバルやハイハットなどの金物系は前に浮き出るように明瞭で臨場感が出ます。この高域は最初やや鋭すぎるかなとも思いましたが鳴らしていくと落ち着きました。それでも鋭いのは鋭いので苦手な方もいると思います。ボーカルもやや近めで輪郭がはっきりとした表現です。この伸びやかだけど薄くもないというのが個性的なポイントですね。
空間の広がりは先にも書いたように、低域が下で左右に広がりがあります。中高域はまっすぐな芯が通っている周りに上の方でふわっとした広がりがあります。
全体的に解像度と分離感は高く、音の輪郭もはっきりとしています。音数の多い楽曲でも細やかに聴くことができます。ただし(前情報から期待していたほど)立ち上がりや減衰のスピード感はそこまでなく、標準的かなと思いました。
特定にジャンルと相性が悪いというのはなく、あらゆるジャンルで使いやすいと思います。その中でも男性ボーカルよりは女性ボーカルの方がより綺麗に聴くことができおすすめです。
SIVGA Que, Maestraudio MA910SR DC との比較
今回は前作 Que と 価格の近いかつフェイスプレートが木材という共通点もある Maestraudio MA910SR DC との比較です。

| SIVGA Que UTG | SIVGA Que | Maestraudio MA910SR DC | |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | 10mm 特殊ガラス平⾯振動膜ダイナミックドライバー×1 | 10mm ベリリウム振動膜ダイナミックドライバー | ハイブリッド型 10mm径グラフェンコートダイナミックドライバー×1 9mm径RST(Reactive Sympathetic Tweeter)×1 |
| インピーダンス | 32Ω | 32Ω | 16Ω |
| 音圧感度 | 103dB | 108dB +/-3dB | 106dB |
| 再生周波数帯域 | 20Hz ~ 20KHz | 20Hz ~ 20KHz | 20Hz~40KHz |
| 参考価格(e☆イヤホン 2025/05/31現在) | ¥15,980 税込 | ¥12,980 税込 | ¥17,820 税込 |
| 音質イメージ | 重厚で鋭く広大 | タイトで滑らか | ふわっとしたリアルな余韻・伸び |
Que と聴き比べるとどちらも大まかには似たような傾向ではあります。全体的に解像度高く、低域に重みがあります。Que から低域に重みと広がりが増し、中高域はより解像度高くキリッとさせたのが Que UTG ですね。Que UTG はより重厚で鋭く、より広大です。これはどちらが上かというよりは好みで分かれるところかなと思います。Que UTG はこの中ではややブーミーとも言えます。(改めて聴いてもやはり前作 Que も価格以上に良い音です。)個人的には Que UTG の方が好みです。
MA910SR DC と聴き比べると、低域がやや強めであることは共通して感じます。しかし傾向・雰囲気が異なり、MA910SR DC の余韻の自然さが際立ちます。Que UTG は全体的に余韻が少なめでキレが良いですが、MA910SR DC はそれぞれの音に余韻があり全体的にふわっとした伸びがあり、よりリアルな空気感があります。特に楽器音のリアルさは MA910SR DC の方が上ですが、細かな音を聴きたいのであれば Que UTG の方がいいですね。
おすすめイヤーピース・リケーブル
装着感・フィット感を高めつつ、全体的に底上げするようなイヤーピース・リケーブル例です。
イヤーピースは DIVINUS PRISM WIDE BORE にしました。VELVET WIDE BORE は以前紹介したように使っていましたが同じ DIVINUS から新しくリリースされたイヤーピースです。液状シリコーンを採用しており透明度は高い、ペタッとした質感です。耳に密着することで遮音性が高まり、径が広めで高域の通りが良くなります。
リケーブルは SoundsGood Cassiterite にしました。全体的に解像度高く、スピード感・キレを強めてくれます。低音のブーミーさを軽減し、重厚さは残りつつより軽やかに感じられます。

もう1本、価格は高めになってしまいますがおすすめのリケーブルは SoundsGood Ehecatl です。全体的に解像度高く聴かせてくれますが、より立体感がまし、ボーカルを近く感じることができます。ボーカル曲をより臨場感たっぷり聴くことができます。色合いも Que UTG にピッタリというのもポイントです。

紹介したものを含む SoundsGoodのケーブルについてはこちらも参考にどうぞ。
SIVGA Que UTG まとめ
Que も相当コスパ高いイヤホンでしたが Que UTG もまたコスパ高いイヤホンです。重厚さとクリアさを兼ね備えた個性的なサウンドをぜひ一度お試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた次の記事で !










