Technics EAH-AZ80 サクッと見れる聴き込みレビュー ワイヤレスでこの音と万能な機能 超絶優等生

4.5
Technics EAH-AZ80 イヤホン・ヘッドホン

こんにちは ! 今回は Technics EAH-AZ80 をレビューしていきます。前作 EAH-AZ60 はその音質の良さで話題になり、各レビューサイトで完全ワイヤレスイヤホン上位に挙げられることが多いモデルでした。その前作が進化して帰ってきたということで自分も購入して試していきます。

ゆーき

社会人ソフトエンジニア&オーオタ。オーディオ沼に浸かり始めて数年。解像度の高いイヤホンが特に好み。聴く音楽はJ-POP・ロックが多め。9mm Parabellum Bullet・King Gnu・宇多田ヒカル・福山雅治等々。

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おすすめポイントまとめ

おすすめポイントまとめ
Technics EAH-AZ80
  • 一通りの機能が揃っている(ノイズキャンセリング・外音取り込み・ワイヤレス充電・マルチポイント・LDAC対応)
  • 3台マルチポイントに対応
  • アプリでイコライザーや各種設定調整も可能
  • 十分なノイズキャンセリング
  • ワイヤレスではトップクラスの高解像度なクリアな音質が楽しめる

製品情報

  • 直径10mm アルミ振動板
  • 業界最高クラス*1のノイズキャンセリング性能、デュアルハイブリッドノイズキャンセリング
  • 使用状況に合わせて選べる2つのアンビエントモード
  • 業界初、3台マルチポイント接続
  • 進化した独自の通話音声処理技術「JustMyVoice™」テクノロジー
  • アプリ「Technics Audio Connect」に対応
  • ワイヤレス充電(Qi)対応
  • 対応コーデック:LDAC、SBC、AAC
Technics https://jp.technics.com/products/tws/az80/ より

業界初の3台マルチポイント対応(できるもんなんですね、、)が特徴ですが、それ以外にも完全ワイヤレスイヤホンに求められている機能は全て網羅しているかなりの優等生です。それでいて音質も蔑ろにしていないというちょっと異次元な優等生ですね。

ギャラリー

Technics EAH-AZ80 ケース
EAH-AZ80 ケース正面

シルバーとブラックの2色展開ですが、筆者はブラックを購入しました。ケースは横長で自立するタイプです。

Technics EAH-AZ80 ケース 背面
EAH-AZ80 ケース背面

背面にはUSB-C。ただしワイヤレス充電に対応しているのであまり使わなそうです。

Technics EAH-AZ80 開けたところ
EAH-AZ80 ケースを開けたところ

ケースを開けたところ。イヤホン本体はタッチする部分が平面になっています。(後述しますが操作のしやすさに寄与しています。)Technicsのロゴが映えますね。

Technics EAH-AZ80 本体
EAH-AZ80 本体背面

本体サイズはそこそこあります。独特な盛り上がりの形状をしていますがこれが耳によくフィットします。

Technics EAH-AZ80 付属品 イヤーピース
EAH-AZ80 付属イヤーピース

付属のイヤーピースを装着。イヤーピースもフィルターが付いているタイプです。サラサラで汚れのつきにくいタイプです。

SONY WF-1000XM4, SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3, Technics EAH-AZ80
(左からSONY WF-1000XM4, SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3, Technics EAH-AZ80)

我が家の現行ワイヤレスイヤホン3銃士。(左からSONY WF-1000XM4, SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3, Technics EAH-AZ80) こうしてみるとちょっとずつ小型化は進んでいるのかなあと。

レビュー

装着感

装着感は良好です。本体サイズは大きめですがコンチャフィット形状は耳にフィットしてくれて長時間つけていても疲れないですね。遮音性・音漏れも心配なさそうです。

ノイズキャンセリング・外音取り込み

ノイズキャンセリングは十分ではあるが最高とまでは言えないかなあという感じです。個人的にはSONY WF-1000XM4の方が良かったかなあと。もうちょい強くても良かったが音質との兼ね合い等事情があったのかと思います。
外音取り込みも十分問題ないものです。これは WF-1000XM4よりも自然で良いと思いました。ただしApple Airpods とかと比較するとAppleに軍配が上がるかな(Airpodsが自然すぎるので仕方がない)と思います。

操作感

タッチ操作はしやすいです。タッチ部分が平面になっており、耳につけたまま見えなくても迷わず操作できます。また、タッチした際、ピピっ、ピピピッ、というようにタップ操作がシングル・ダブル・トリプルだったのか判定した後でSEが鳴るので音でも確認できます。(WF-1000XM4はタップごとに音が鳴るのでわかりにくい。)

マルチポイント

接続性も問題なく、音出しの切り替わりもスムーズですね。3台マルチポイントを有効にするとLDACが使えなくなるのは痛いですね。。なので筆者は3台は使わないです。
操作感はSONYイヤホンと差分があります。SONYイヤホンはマルチポイント接続時、音をすでに出している方が優先されます。( = 再生を切り替えるには一方を停止する必要がある)
ところが、EAH-AZ80 は後に再生した方が優先されるようです。( = 一方が再生中でも、もう一方を再生すれば後に再生した方が聞こえる)
一見EAH-AZ80の方が便利かと思いますが、使いにくい点もあります。再生中に別端末の通知音がなると一瞬通知音側に奪われるということが起きてしまいます。どちらを良しとするかはありますが、個人的にはSONY方式の方がいいかなと思いました。

音質

肝心の音質ですが、まずは解像度が非常に高いです。各域の音粒をクリアに鳴らしてくれます。ワイヤレスは音質が~というのは過去になったのかなというくらいかなりのものですね。
帯域ごとのバランスですが、どこが主張が強いのはあまりなく、バランスよく鳴らしている印象です。強いていうなら高域寄りですかね。なので低音ゴリゴリ欲しいという人には物足りないかもしれません。ガンガン音楽をきくというよりかは綺麗な音で聞くことに重きが置かれているようです。
さらにいうなら上記がノイズキャンセルとうまく共存できている点がGoodですね。音質を優先した結果のノイズキャンセル強度かもしれません。

まとめ

優等生だった前作がさらに成長して帰ってきたといったところでしょうか。これだけ完全ワイヤレスイヤホンが出ている中で、できて欲しい点は大体できていますね。特に音質はトップクラスかなと。個人の好みですがノイズキャンセリングがもうちょい強かったらなあというのがありますが、買って満足しています。というか、文句が言い難いです。これ以降出る、SONY WF-1000XM5やSennheiserの新型などがこれをどう超えてくるのかも楽しみですね。総合星4.5としておきます。

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