こんにちは ! 今回は 株式会社伊藤屋国際様 よりケーブル SoundsGood Chrysocolla を提供いただきましたのでそのレビューです。一緒に、同じdnd(Details not disclose)シリーズのStibnite、Cassiterite も以前から購入して使っていますのでレビューしていきます。それぞれ、イヤホンでリケーブルした際の変化について記載していきます。どれも人気でクオリティ高く、個人的にもお気に入りのケーブルです。ぜひ最後までご覧ください。
SoundsGood のケーブルは以下でもレビューしていますのでこちらもどうぞ。
おすすめポイント
合わせて試したイヤホン
今回は以下のイヤホンとでリケーブルした際の変化について記載していきます。価格帯・音質の傾向がことなる以下3つのイヤホンとで付属のケーブルと改めて聴き比べています。
- SIVGA Que
- 水月雨(MOONDROP) 星光 – Star Light
- final A5000
SoundsGood Cassiterite
製品情報
詳細非公表、複数の素材を組み合わせた導体
SoundsGoodが追及し続ける「音質」「審美性」「使いやすさ」の三要素を高次元で満たすため、複数の素材を組み合わせた、大きく分けて二種の導体を採用しました。導体に関して詳細を伏せた製品としてdnd(Details not disclose)シリーズで展開する第一弾製品です。※名称に由来する成分は素材に含まれておりません。
高品位な金属パーツを各所に
各入出力プラグには金メッキ加工を施し、カバーやスプリッタなどの各部にも高品位なメタルパーツを採用しました。堅牢性や耐腐食性が高く、審美性も高いため長く美しいままでお使いいただけます。鉱石を思わせる落ち着いたアーシーカラー
名前の由来となっている鉱石を彷彿とさせる落ち着いたトーンのアーシーカラーを採用。外観のアンマッチを起こしにくい、使いやすい色となっています。熟練の職人によるハンドメイド
2Pin / MMCX / QDC から選択可能
2種類のプラグからお選びください。
お使いのデバイスにあわせて 3.5mm/4.4mm バランス端子からお選びください。プラグには高品位な金メッキ処理が施されております。長さ:約1.2m
重量:約34.5g
伊藤屋国際 https://www.itohya.jp/products/soundsgood-cassiterite より
SoundsGood Cassiteriteは導体の詳細を伏せたdnd(Details not disclose)シリーズの第1弾のケーブルです。おおよそケーブルにはどんな素材が使われているのか、そこからどんなサウンドなのかが想像されます。しかしdndシリーズはそれがあえて伏せられており、これにより先入観に引っ張られずに聴くことができるという、面白い試みだと思います。
ちなみに、”Cassiterite” は日本語では”錫石(すずいし)”です。
外観
(画像は2Pin – 4.4mm)
錫石のごとく金属感のある渋いカラーです。各種パーツも落ち着いた・高級感のある色でシック&クールですね。
ケーブルとしては標準的 ~ やや太めかなといったところです。しっかりとした頑丈さがありつつも柔らかさがあり扱いやすいです。
ちなみにSpundsGood の 2Pinはfinal のAシリーズにあるような埋め込み2Pinに対応しています。画像のように final Aシリーズにもバッチリハマりますので、埋め込み2Pinイヤホンをお持ちの方にもおすすめです。
音質
Cassiteriteのサウンドの印象ですが、基本的には中高域のキレ・透明感と広がりが増すような印象を感じました。解像度は高く、中高域・特にシンバルのキレが如実に出て来ますね。
final A5000では中高域のキレが増し、左右の音場の広がりが強調され、特にドラム音の余韻をよりリアルに聴かせてくれます。
水月雨(MOONDROP) 星光 – Star Lightではもともと強めだった中高域の伸びがさらに明確になり、女性ボーカルは鮮明に響き、やや増えた余韻とシャープなシンバル音が印象的です。
SIVGA Queでは空気感・余韻が増え、柔らかなサウンドに仕上がります。もともと重めだった雰囲気が少し明るくなりました。
SoundsGood Cassiteriteは伸びやかな中高域を活かしたい・もうちょっと明るい雰囲気にしたい・より広さを感じたいなんて時におすすめです。
SoundsGood Stibnite
製品情報
詳細非公表、複数の素材を組み合わせた導体
SoundsGoodが追及し続ける「音質」「審美性」「使いやすさ」の三要素を高次元で満たすため、複数の素材を組み合わせた、大きく分けて二種の導体を採用しました。導体に関して詳細を伏せた製品としてdnd(Details not disclose)シリーズで展開する製品です。※名称に由来する成分は素材に含まれておりません。
高品位な金属パーツを各所に
各入出力プラグには金メッキ加工を施し、カバーやスプリッタなどの各部にも高品位なメタルパーツを採用しました。堅牢性や耐腐食性が高く、審美性も高いため長く美しいままでお使いいただけます。鉱石を思わせる落ち着いたアーシーカラー
名前の由来となっている鉱石を彷彿とさせる落ち着いたトーンのアーシーカラーを採用。外観のアンマッチを起こしにくい、使いやすい色となっています。熟練の職人によるハンドメイド
2Pin / MMCX / QDC から選択可能
2種類のプラグからお選びください。
お使いのデバイスにあわせて 3.5mm/4.4mm バランス端子からお選びください。プラグには高品位な金メッキ処理が施されております。長さ:約1.2m
重量:約33g
伊藤屋国際 https://www.itohya.jp/products/soundsgood-stibnite より
dnd(Details not disclose)シリーズ第2弾としてリリースされたのが SoundsGood Stibnite です。
ちなみに、”Stibnite” は日本語では”輝安鉱(きあんこう)”です。
外観
(画像は 2Pin – 4.4mm)
SoundsGood Stibnite は先の Cassiterite とはまた別の金属感のある(その名の通り輝安鉱のような)シルバーです。渋い。これもまたイヤホンと合わせやすいカラーですね。
太さ・重さはCassiteriteと同様で、柔らかく扱いやすいです。
音質
Stibniteのサウンドの印象ですが、音粒の濃さ・シャープさが高まり、引き締まったサウンドが印象的です。低域がやや強まり少し、サウンド全体に少し重厚感が出てきます。キレの良さは Cassiterite同様ですが、Stibniteは中低域にフォーカスされているように思いました。
final A5000では中低域が強化され、高域のキレと広がりが増し、最もメリハリのあるシャープな音色になります。解像度の高さはキープされています。
水月雨(MOONDROP) 星光 – Star Lightでは低域のアタック感が強まり、ドラムやギターの切れ味が際立ちますが、もともとあった高域の伸びはやや控えめに感じました。
SIVGA Queではパンチの効いた低域がさらに強調され、ふんわりとした空気感や余韻も残されることで力強さと柔らかさが共存するようでした。
SoundsGood Stibniteは中低域に重きを置いてキレが欲しい時、高音が強すぎでもう少し大人しく聴きたいなんて時におすすめです。
SoundsGood Chrysocolla
製品情報
詳細非公表、複数の素材を組み合わせた導体
SoundsGoodが追及し続ける「音質」「審美性」「使いやすさ」の三要素を高次元で満たすため、複数の素材を組み合わせた、導体に関して詳細を伏せた製品としてdnd(Details not disclose)シリーズで展開する製品です。※名称に由来する成分は素材に含まれておりません。
高解像度かつ滑らかで美しいサウンド
Chrysocolla(クリソコラ)は厳選した導体素材の組み合わせにより解像度の高さと滑らかな聴き心地の良さを両立し、演奏やボーカルの細かなニュアンス、楽曲の持つディテールを丁寧に再現する美しいサウンドを特徴としています。高品位な金属パーツを各所に
各入出力プラグには金メッキ加工を施し、カバーやスプリッタなどの各部にも高品位なメタルパーツを採用しました。堅牢性や耐腐食性が高く、審美性も高いため長く美しいままでお使いいただけます。深く鮮やかな鉱物を思わせる独特なブルーカラー
名前の由来となっている鉱物を彷彿とさせる深く鮮やかなブルーカラーを採用。イヤホンとの相性で選ぶのはもちろん、推し色としてもお選びください。2Pin / MMCX / QDC から選択可能
2種類のプラグからお選びください。
お使いのデバイスにあわせて 3.5mm/4.4mm バランス端子からお選びください。プラグには高品位な金メッキ処理が施されております。長さ:約1.2m
重量:約34g
伊藤屋国際 https://www.itohya.jp/products/soundsgood-chrysocolla より
dnd(Details not disclose)シリーズ第3弾としてリリースされたのが SoundsGood Chrysocolla です。
ちなみに、”Chrysocolla” は日本語では”珪孔雀石(けいくじゃくせき)”です。
外観
(画像は今回提供いただいた、2Pin – 4.4mm)
SoundsGood Chrysocolla はこれまでのCassiterite、Stibniteからガラリと変わり、鮮やかなブルーが映える外観です。名前の珪孔雀石の通り、実物はブルーに少しグリーンが入ったような色になっています。(見た目が合うイヤホンは絞られますが)合う色にはバッチリ合いますね。端子のパーツもCassiterite、Stibniteから変わり光沢のあるシルバーになっています。
太さ・重さはCassiterite、Stibniteと同様で、柔らかく扱いやすいです。
音質
Chrysocollaのサウンドの印象ですが、全体的にマイルドで優しい音色になり、中低域、特にボーカルを際立たせるような印象です。これまでのCassiterite、Stibniteはどれもスパッとキレの良さが特徴的でしたが今回のChrysocollaは解像度の高さはあるものの、打って変わってマイルドなサウンドに感じました。
final A5000ではもともとフラットなバランスだったのがボーカルが前面に出て、中低域は優しく量感が増し、高域は控えめで聴きやすい空間で満たされるようです。
水月雨(MOONDROP) 星光 – Star Lightでは本来のボーカルの近さと中低域の広がりがさらに強調されています。ただしもとのキラキラ・ギラギラなサウンドからは雰囲気を変えて全体的に優しく柔らかな響きが加わりました。高域の伸びはやや抑えられていますので、その意味ではStarlightの良さが活かせていない・合わないかなと思いました。
SIVGA Queでは本来の中低域の広がり・柔らかさがさらに引き出され、より温かみのあるサウンドになりました。ボーカルもより近くリアルに聞くことができます。(見た目は合っていないのですが)実はSIVGA Queとの組み合わせが最もピッタリかなと思います。
SoundsGood Chrysocollaは解像度は高めつつもやわらかなサウンドで聴きたい・ボーカルをしっかり聴きたいなんて時におすすめです。
まとめ
SoundsGood の dnd シリーズ Cassiterite、Stibnite、Chrysocolla は違った傾向・個性がありさまざまな場面・イヤホンに合わせて楽してめるケーブルだと思いました。導体の先入観にとらわれずに楽しむというのも面白いですね。端子とプラグもバリエーションがあるのでお使いの環境に合わせて試してみてはいかがでしょうか。
それではまた次の記事で !