こんにちは ! 今回は SOUNDPEATS様 より提供いただきました、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ のレビューです。SOUNDPEATS は本サイトでは初めてのレビューです。SOUNDPEATSといえば価格を抑えたコスパ抜群のイヤホンのイメージですが、今回のSOUNDPEATS Capsule3 Pro+もまたこの価格でこの音質かと驚かされました。ぜひ最後までご覧ください。
おすすめポイント
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+
- 1万円台でMEMSドライバー & XAA-2000 Aptosパワーアンプチップ ・12mmダイナミックドライバー から鳴る高解像度サウンド
- LDAC対応・最大 -45dB ノイズキャンセリング・マルチポイント(LDAC併用は不可)・低遅延ゲームモード
- 軽い装着感で長時間つけられる
- クリアで自然に広がる中高域
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対象商品:SOUNDPEATS Capsule3 Pro+
有効期限:2024年12月31日(火)23時59分まで
通常価格:13,880円
製品情報
- MEMSドライバー & XAA-2000 Aptosパワーアンプチップ
- 12mmダイナミックドライバー
- LDAC対応、ハイレゾ認証済み
- 最大-45dB「Adaptive ANC」機能(AI適応型ノイズキャンセリング)
- マルチポイント機能
- 通話時のノイズキャンセリング
- 低遅延ゲームモード
- 連続再生時間 6.5時間/ケース込み43時間
- アプリ PeatsAudio 対応 タッチセンサー機能をカスタマイズし、音質を調整可能
※旧型アプリ「Soundpeats」には非対応 - VGP 2024 SUMMER 金賞 ・VGP 2024 SUMMER コスパ大賞
Bluetoothバージョン:5.3
SOUNDPEATS https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro-plus より
対応プロファイル:HSP,HFP,A2DP,AVRCP
対応コーデック:AAC,SBC,LDAC
約5g(イヤホン/片側) 約48g(充電ケース+イヤホン両側)
防水規格:IPX4
ドライバー構成がやはりポイントです。高域に MEMSドライバー、中低域に 12mmダイナミックドライバーというデュアル構成です。MEMSドライバーはxMEMS社による新しいドライバー(参考 : AV Watch イヤフォンの新トレンド、「MEMSドライバー」とは何か?) です。しかし搭載するイヤホンがまだまだ少なくかつ価格がなかなかに高い(6万とか)ものが多い状況でした。そんな状況で登場したのが今回のSOUNDPEATS Capsule3 Pro+です。1万円台でMEMSドライバー+ダイナミックドライバーを実現させています。
ギャラリー
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ の主な付属品はこちらです。
- 本体・ケース
- イヤーピース 3サイズ
- USB-A to C ケーブル
- キャラクターステッカー
- マニュアル・紙類
ワイヤレスイヤホンの標準的なセットですね。SOUNDPEATSお馴染みのパンダのステッカーも入っていました。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ に付属のイヤーピースは楕円形のイヤーピースです。ワイヤレスイヤホン用の背が低めので、しっとりとした質感です。
ケースはブラックとゴールドのクール&スタイリッシュなデザインです。(ピヤホンシリーズ(レビューはこちら)もそうですがブラックとゴールドの組み合わせ、好きです。)自立はしない卵形です。
ケース底にはUSB C充電口とボタンが一つあります。ボタンは10秒押しでリセット、3秒押しでペアリングモードになります。
ケースを開けるとL/Rの本体が立つような形で格納されています。イヤーピース収納の余裕はあまりないので他社のイヤーピースに付け替える際は注意が必要です。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の本体は小さなスティック型です。本体もまたブラック&ゴールドのクール&スタイリッシュなデザインです。マイクやノズルもゴールドです。
タッチ操作はスティックの上部の”S”のロゴあたりをタップで操作します。
重さは計測したところ、本体・ケース込みで50g、本体片側のみで5gでした。軽めで長時間でも使いやすいです。
PeatsAudio アプリの画面
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+は Android/iOS PeatsAudio アプリで各種設定のカスタマイズやファームウェアアップデートを実行できます。
PeatsAudioアプリでは上記のようにタッチ操作のカスタマイズやイコライザーのカスタマイズもできます。
イコライザーはプリセットで9種ありますが、自分で作成することもできます。10バンドは多いですね。
適応型EQは、アダプティブEQテスト(順に再生されるテスト音を聞こえるかテストする)を実施することで、聞こえやすい周波数・聞こえにくい周波数を判定し、各帯域ちょうどよく聞こえるように最適なイコライザーを作ってくれる機能です。自分もやったところ、高域が強すぎるかな・低域が弱いかなといった痒いところをいい感じに調整してくれました。
レビュー
(Xperia 1 VI LDACで使用)
使い勝手 : 足りない機能はあるものの問題なく使える
接続・再生特に問題なく、外でも音飛びはほとんどありません。タッチ操作もスティックの上端をタップすればいいので使いやすいですね。
ただし、個人的には装着検出は欲しかったですね。耳から取り出したら停止する・タッチ操作を無効にするといったことは最近のワイヤレスイヤホンでは実装されていることが多いです。なくてもなんとかなりますが、停止する手間がある・取り出そうとして耳につける前に操作してしまうなんてことがあるのでできれば欲しかったです。
さらに細かいですが、モード切り替えが ノイズキャンセリング->ノーマル->外音取り込みと、ノーマルを経由しないといけないのは若干不便です。これもまた最近のワイヤレスイヤホンではノイズキャンセリング->外音取り込みだけで切り替えできるものも多いです。これもなくてもなんとかなりますができればできるようにして欲しいです。
さらにいうとマルチポイントでLDACが使えないのも惜しいです。
とまあ色々書いてしまいましたが価格を考えると十分機能は備えられています。
微妙な点はそのくらいで特に問題なく使えています。
ノイキャン・外音取り込みは価格相応
ノイズキャンセリングと外音取り込みは価格相応かなと思いました。中低域はしっかりとカットしてくれますが、高域はそこまでかなと思います。外で音楽を聴くには多少のノイズが残るが十分楽しめるといった感じです。外音取り込みも十分ですね。会話も普通にできます。
装着感 : 軽く圧迫感はない
イヤーピースは付属しているものの、耳に押し込む・詰めるというよりは耳に引っ掛けるといった感じで装着します。圧迫感・詰まっている感はなく、長時間つけていられます。
耳にしっかりと押し込むカナル型に慣れていると、初めはもっとしっかりとはめたいなんて思うかもしれません。しかし慣れるとこれはこれで楽かなと思います。
ただしその分遮音性はやや低く、音漏れも多少しやすいので注意が必要です。
音質 : 高い解像度・中高域がやたらとクリア
高い解像度・やたらとクリアな中高域・自然に広がる空間・余韻少なめのスッキリしたサウンドが印象的です。
一聴して最初のインパクトは解像度の高さです。1万円台から想像していた以上にクリアで、しっかりとキレよく音粒を鳴らしてくれています。MEMSドライバーによるものなのか、特に中・高域のキレが抜群です ! ボーカルとシンバルが強めに感じられます。ただし高域は鋭すぎるような場面(例えば SCANDALを聴いた時)もあったのでもう少し抑えてくれてもよかったかなと思います。ただし、適応型EQにすることで改善されています。低域の解像度は中高域ほどではなく、マイルド目に感じます(むしろ中高域のキレが良すぎる)。
空間の広さもポイントです。(装着感も相まって)これもまた中高域が抜け良く広がり、自然な広がりが感じられます。オーケストラを聞くと特にステージの広さを感じられます。低域の広さはそこまで感じず、中心で下から支えるような感じです。迫力はそこまでないですね。
中高域の音粒の余韻はそこまでなく、過度に引っ張らずにさっぱりとした音に感じます。中高域の音数が多くとも細かに聞くことができます。低域も余韻は控えめでスッと引くようです。
(イコライザーはそのままでも十分いいですが、個人的には低域がもう少しあると良いかなと思いました。イコライザーを「ロック」にすると低域に迫力が増してよりノリ良く楽しく聞くことができます。もしくは適応型EQにすると帯域ごとの聞こえやすい・聞こえにくいを加味して調整してくれます。これも)
音の解像度・再現力がこの価格にしてはなかなかに高く驚きました。(ちょっと高域が強いかなと思いますが)クリアでキレのいい明るいサウンドが聴けるコスパの良いイヤホンですね。
Anker Soundcore Liberty 4 NCとの比較
価格の近い、Anker Soundcore Liberty 4 NCとの比較です。こちらはもともと購入して使っていたものです。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ | Anker Soundcore Liberty 4 NC | |
---|---|---|
ドライバー | MEMSドライバー + 12mmダイナミックドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC | AAC,SBC,LDAC |
連続再生時間(設定によって異なる場合があります) | 最大6.5時間/ケース込み最大43時間 | 最大10時間/ケース込み最大50時間 |
ノイズキャンセリング | 対応 | 対応 |
マルチポイント | 対応(LDAC併用不可) | 対応(LDAC併用不可) |
装着検出 | 非対応 | 対応 |
操作 | タッチ操作 | タッチ操作 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応 |
アプリ | 対応 | 対応 |
防水 | IPX4 | IPX4 |
参考価格(公式)(2024/12/07現在) | ¥13,880 (https://jp.soundpeats.com/products/capsule3-pro-plus) | ¥12,990 https://www.ankerjapan.com/products/a3947 |
どちらも1万円台でノイズキャンセリング対応のスティック型完全ワイヤレスイヤホンです。ドライバーはSOUNDPEATS Capsule3 Pro+が2基搭載でドライバーのサイズも大きいです。ただし、ワイヤレス充電と装着検出についてはAnker Soundcore Liberty 4 NCだけ対応しています。
装着感ですが、Anker Soundcore Liberty 4 NCの方が密閉感があり、遮音性が高いです。SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の方がより軽い装着感ですね。
ノイズキャンセリングと外音取り込みですが、両者にそこまでおおきな差はなく、強いていうなら若干Anker Soundcore Liberty 4 NCの方がノイズキャンセリングが強いかもくらいです。ただし、装着時の耳への圧迫感やノイズキャンセリングの詰まりのようなものはSOUNDPEATS Capsule3 Pro+の方がなく、より気軽に長時間つけていられるのでこちらの方が使いやすいです。
サウンドの印象ですが、やはり音のクリアさ・解像度はSOUNDPEATS Capsule3 Pro+の方がありますね。スパッとキレよく鳴らしてくれます。Anker Soundcore Liberty 4 NCも価格を考えれば十分良いですが、Capsule3 Pro+がさらにその上をいく異常なクリアさです。
音の広がりはCapsule3 Pro+の方がより自然で広さがあります。Anker Soundcore Liberty 4 NCよりもより抜けがよく、壁がないような自然な広がりです。
一方、低音はAnker Soundcore Liberty 4 NCの方が深く広がりがあります。SOUNDPEATS Capsule3 Pro+はどうしても低音は弱めに感じます。迫力という面ではAnker Soundcore Liberty 4 NCに軍配が上がりますね。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のクリアさと広がりがやはりポイントです。
まとめ
この価格でこのサウンドですかといい意味で裏切られました。機能面で物足りなさはあるもののサウンドは同価格帯で群を抜いているんじゃないでしょうか。ぜひ一度お試しください。
それではまた次の記事で !