こんにちは ! 今回は先日購入した有線イヤホン AZLA NOIR BLANC のレビューです。こちらは AZLA と TANGZU がコラボした限定生産の有線イヤホンです。AZLA としては本サイトでは(前回の HORIZON Ⅱ から)2つ目のレビューです。2ブランドのコラボというだけでなく、本体のクオリティと豪華な付属品に惹かれて購入しました。最後までぜひご覧ください。
以下では NOIR BLANC との比較を行っています。こちらも参考にどうぞ。
本サイトでレビューしている AZLA 製品はこちらです。
今回比較しているのはこれらのイヤホンです。
AZLA NOIR BLANC おすすめポイント

- QAZLA NOIR BLANC のおすすめポイントは ?
- A
- ケーブル x 2、マルチプラグ(2.5mm/3.5mm/4.4mm)、イヤーピース 2種 (独自のAZLA SednaEarfit)、USB Type-C DAC、USB A変換アダプターと豊富すぎる付属品
- アルミニウムのオールブラックでクール&シックなデザイン
- パンチのある低音と高音・解像度高く自然な滑らかさのある楽器音
AZLA NOIR BLANC 製品情報
株式会社アユートより
AZLA と TANGZU のコラボにより生まれたユニバーサルIEMです。3BA + 1DD の 4ドライバーを搭載しています。付属品が多いことも特徴で、ケーブルは2本、イヤーピースも2種類、USB Type-C DACケーブルまで付属しています。
| ドライバー構成 | ハイブリッド型 3BA+1DD / 4ドライバー(片側) |
| インピーダンス | 11Ω(±10%@1KHz) |
| 音圧感度 | 108 dB SPL/mW(@1KHz) |
| 再生周波数帯域 | 10 – 20,000 Hz |
ギャラリー

内容物はこちらです。
- 本体
- NOIR BLANCケーブル(3in1マルチプラグ)
- 3.5mmアンバランス変換プラグ
- 2.5mmバランス変換プラグ
- 4.4mmバランス変換プラグ
- NOIR BLANCケーブル (マイク搭載/3.5mm4極)
- USB Type-C DACケーブル
- USB A変換アダプター
- SednaEarfit SE1500 医療用シリコンイヤーピース 6ペア(SS/S/MS/M/ML/L)
- SednaEarfit XELASTEC Super Clear TPEイヤーピース 3ペア(S//M/L)
- ユニット保護ポーチ×2 (L/R分)
- オリジナルキャリングポーチ
有線イヤホンのパッケージとしては異常に豊富な付属品です。ケーブルも2本、イヤーピースも2種類(しかもAZLAの高クオリティなイヤーピース)、USB DAC まで付属しています。バランス接続でもUSB接続でも楽しむことができます。細かいポイントですが、本体を保護するポーチが付属していたり、キャリングポートが大きめで付属品も含めて全てまとめることができるのも嬉しいポイントです。

イヤーピースは以下の2種類です。
- SednaEarfit SE1500 医療用シリコンイヤーピース 6ペア(SS/S/MS/M/ML/L)
- SednaEarfit ORIGIN と似ていますが、軸は短めです。
- SednaEarfit XELASTEC Super Clear TPEイヤーピース 3ペア(S//M/L)
- SednaEarfit XELASTEC II と似ていますが、背が高めで、軸も含めて透明になっています。
AZLA といえば(本サイトでもたびたび紹介しているように)あらゆるイヤーピースをリリースしていますが、付属のものはどちらも単品での販売はしていない、専用に開発されたものです。どちらも単品で販売していいくらいクオリティ高く、これが付属品というのもお得です。


ケーブルは2本付属しています。
- NOIR BLANCケーブル(3in1マルチプラグ)
- プラグで 2.5mmバランス・3.5mmアンバランス・4.4mmバランスに切り替えることが可能です。
- NOIR BLANCケーブル (マイク搭載/3.5mm4極)
- マイクとリモコンが付属しています。
- ボタンは再生・停止・曲送り・曲戻し・受話・終話・音声入力が可能です。
本体同様、オールブラックのシックなデザインです。皮膜はよくあるビニル系ではなくゴム系で柔らかく弾力があります。(イヤーフックの曲がりがないので接続する向きに迷いますが、点がある方を内側にして接続します。)

USB Type-C DAC は 3.5mm を USB Type-C に変換しPC/タブレット/スマートフォンに接続することができます。付属のマイク搭載ケーブルを接続すればマイクも使用可能です。さらには USB A変換アダプターにより Type-A にも接続できます。こちらは 単品で販売されている AZLA Smart DAC A100 Black と同じもののようです。ただし、UAC2.0なのでUAC1.0 のゲーム機等では使えません。せっかくなら使えた方が良かったですね。

こちらが本体です。フェイスプレートから本体までブラック1色のシンプル&シック&クールなデザインです。アルミニウム製で表面はサラサラとした質感です。

本体には”TANGZU”と”AZLA”の文字がそれぞれあります。サイズは小さい方なので耳が小さめの方でもつけやすいと思います。重さもそこまではなく 6g (片側本体のみ)でした。
フィルターも独特な見た目ですが、これは”フィボナッチフィルター”といい、自然な高音域を表現するとのことです。

ケーブル接続はフラットな0.78mm 2Pinです。

装着するとこのように見えます。やはりオールブラックのイヤホンはクールです。本体は小さめなので飛び出しも少なく、コンパクトなブラックがいいアクセントになります。
レビュー
装着感
本体は耳にスッと入り込むようで装着感は良好です。本体自体の形状もありますが、やはり付属の SednaEarfit イヤーピースがピタッと耳にハマってくれます。本体は小さめなサイズなのと、付属しているイヤーピースも豊富ですので、耳が小さめな方も大きめな方も使いやすいと思います。遮音性高く、音漏れも心配ありません。
音質
(SONY NW-WM1AM2 で再生。イヤーピース・ケーブルは付属のものを使用。)

個人的音質イメージはこちらです。
キレがよくかつ豊かな低音と高音・鋭すぎず滑らかすぎず自然な解像度高い粒立ち・スッと自然な立ち上がり下がりが印象的です。
一聴して感じたのは高音と低音の押しの強さ・キレの良さです。特に低音、ドラムやベースがやや色濃く感じられます。高音のハイハット・シンバルやギターもやや近くはっきりと、シャキッとしたサウンドに感じました。ただし”やや”と書いたのは、あからさまにゴリゴリだとか強くなっているということはなく、自然なバランスの中でドラムやベースが近く感じられたためです。楽器音が浮き出ているような感じです。音源を聴いた後にライブで直に聴いた時と似ているかなと思います。ここがなかなか面白いと思い、購入したポイントでもあります。
帯域ごとのバランスとしては上記に書いたように、低音と高音が近めですね。中音やボーカルも近くはっきりとしていますが低音と高音の方がより前に来ているようです。全体的にはやや濃いめで迫力があります。高音は伸びやかですが鋭すぎず滑らかで刺さることもありません。いい塩梅ですね。
先にも書いていますが音の粒の自然な立ち上がり下がりも印象的です。直に聴いているような自然な余韻・サステインで芳醇な響きです。音それぞれの解像度は高いですが、余韻がある分、音の分離感は少し低めかなと思いました。音数が多い、ハイテンポな曲だとごちゃつくような場面もありました。
空間の広がりも多めですね。低音と高音の自然な広がりが感じられます。上下よりも左右への広がりがあるように感じました。
楽器音を自然に聴くことができるので、やはり電子音よりも楽器音とで相性がいいですね。ハイテンポなロックだとごちゃつくような場面もあるのでゆったりとした曲に良いです。ですが自然な・リアルな楽器音を聴くことができるいいイヤホンと思いました。
ちなみに、付属の USB Type-C DACケーブル で接続して再生すると、(基本的には上記と変わらないサウンドですが)ケーブルそのままで再生するよりもやや低音と高音が強まったように感じました。便利でありますが個人的にはケーブルそのままの方が好みでした。
LETSHUOER Cadenza 4, final A5000 との比較
価格の近い、こちらとの比較です。

| AZLA NOIR BLANC | LETSHUOER Cadenza 4 | final A5000 | |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | ハイブリッド型 3BA+1DD / 4ドライバー(片側) | ・10mmベリリウムコーティング・ダイナミックドライバー ×1基 ・Sonion社製 BAドライバー ×1基 ・Knowles社製 BAドライバー ×2基 | ダイナミック型 (f-Core DU) |
| インピーダンス | 11Ω(±10%@1KHz) | 15Ω | 18Ω |
| 音圧感度 | 108 dB SPL/mW(@1KHz) | 102dB @1kHz | 100dB/mw |
| 再生周波数帯域 | 10 – 20,000 Hz | 20Hz ~ 40KHz | メーカー情報なし |
| 付属品 | – ケーブル x 2 (マルチプラグ、マイクリモコン付き) – 交換プラグ(2.5mm/3.5mm/4.4mm) – イヤーピース2種 計9ペア – キャリングポーチ – USB Type-C DACケーブル – USB A 変換アダプター – 本体保護ポーチ x 2 | – ケーブル x 1 (マルチプラグ) – 交換プラグ(2.5mm/3.5mm/4.4mm) – イヤーピース2種 計6ペア – キャリングポーチ | – ケーブル x 1 – シリコン製キャリーケース – イヤーピース(TYPE E 5サイズ) – イヤーピースケース – イヤーフック TYPE B(ロック機構付き) |
| 参考価格(e☆イヤホン 2025/05/06現在) | ¥33,000 税込 | ¥33,600 税込 | ¥32,800 税込 |
NOIR BLANC と Cadenza 4 はドライバー構成が共通して 1DD + 3BA の構成です。A5000 は 1DD のみです。また、先にも書いたように、やはり NOIR BLANC の付属品は多いです。
LETSHUOER Cadenza 4 と聴く比べると、NOIR BLANC の方が全体的に自然な滑らかさがありつつも音が濃く、低音と高音が強めです。Cadenza 4 はそれよりも全体的にフラットで爽やかな、あっさりとしたサウンドです。この2つを聴くと Cadenza 4 は聴きやすいものの物足りないかなと感じました。ただし解像度・分離感は Cadenza 4 の方が若干あり、より細かに聴きやすいです。
final A5000 と聴き比べると、どちらも低音と高音がやや近く感じられる点、解像度高い点は共通に思いました。その中でも NOIR BLANC は音粒が滑らかで自然な響きがあります。楽器音の自然さ・豊かさは NOIR BLANC の方が良く綺麗です。A5000 はそれよりも音粒それぞれがはっきりとした輪郭でより細かに正確に聴き取れます。より分離感が高いです。アナログ感がデジタル感かといった違いですね。ここは好みで、ローテンポや生の楽器音を聴くなら NOIR BLANC 、電子音やハイテンポな曲なら A5000 が良いと思います。
おすすめイヤーピース・リケーブル
付属のマルチプラグでバランス接続もできますし、付属のイヤーピースもすでにいいものですので付属のままでも十分いいです。あえて変えてみるということで紹介します。
イヤーピースは AZLA SednaEarfit XELASTEC II にしました。付属の SednaEarfit XELASTEC Super Clear と似た質感ですが、それよりも背が低く、空間を広く感じることができます。付属のものだと奥に入りすぎるとった場合におすすめです。
リケーブルは SoundsGood Anthracite にしました。こちらはグラフェンコート高純度単結晶銅616本を使用したケーブルです。本体のマッチする色合いながら解像度高く広く自然なサウンド、さらにスピード感も加わった、 NOIR BLANC 以外にも使いやすいケーブルです。

AZLA NOIR BLANC まとめ
付属品の多さに圧倒されつつも、サウンドの自然な響きにうっとりできる、そんなイヤホンですね。これひとつ買えばあらゆる場面で使う・聴き比べることができるお得なセットです。まだまだ有線イヤホン沼入りたての方も浸かっている方もぜひ一度お試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた次の記事で !









