こんにちは ! 今回は final A5000 をレビューしていきます。finalといえば トランスペアレントな音で有名ですがその中でも A5000 は 価格帯が上のA8000で得られたノウハウを詰め込んだモデルです。”進化したfinalの音”を確かめるべく購入して聞いていきます。
本サイトでレビューしている final 製品はこちらです。
水月雨(MOONDROP) Kadenz との比較も行っています。こちらも参考にどうぞ。
おすすめポイントまとめ

- フィット感抜群の軽い筐体でストレスなく長時間つけていられる
- リケーブル可能(0.78mm 2pin)
- 高解像度かつフラットで広く澄み渡るような音質が楽しめる
製品情報
final A5000
final https://final-inc.com/products/a5000-jp より
- 自社開発ドライバーユニット「f-Core DU」搭載
- カスタマイズしたかのような装着感
- 新設計2-Pinソフトシルバーコートケーブル
- 感度 100dB/mw
- インピーダンス 18Ω
特徴は「トランスペアレントな音」。finalおなじみと言ってもいい、クリアで見晴らしのいい音が期待できます。さらには新設計のソフトシルバーコートケーブルも気になります。

ギャラリー


本体の表面はシボ加工されていて高級感があります。

ケーブル接続は独自の窪みのある0.78mm 2pinです。窪みがあるので接続できるケーブルは選びそうです。もちろんfinal製のケーブルは接続可能です。

finalといえば付属品も充実しています。final A5000付属のケースに入ったイヤーピースは5サイズ入っています。

イヤーフックもfinal A5000には付属しています。(画像では片方だけ装着していますが両方付属しています。)

final A5000収納用のシリコンケースも付属。

成人男性が耳につけるとこのようになります。ブラックのシンプルな見た目がクールです。一見角張ったデザインですが、小型で不思議といい感じに耳にフィットしてくれ、痛くはありません。耳からの出っ張りも少ないですね。
レビュー
装着感
finalのイヤホンは他もそうですが、final A5000はまず筐体がとにかく軽いです! finalのイヤホンを初めて手にした人全員そう思うでしょう。フィット感は良好です。幾何学的な形をしているのですが、耳穴にピタッとはまりかつ痛みもないためストレスなく長時間つけていられます。
付属のソフトシルバーコートケーブルはしなやかで取り回しがよく、こちらもストレスないですね。4.4mmバージョンが出たら買いますねこりゃ。
→ 2023/10/31 発売となりました。

遮音性高く・音漏れも小さいため総じて装着感はgoodです。
音質
final A5000のサウンドは「トランスペアレントな音」という通り、解像度は高く、満遍なく鳴らしてくれる印象です。1音1音隅々まで広い音場で聴くことができます。強弱で言えば低域が強いとか、高域が強いとかはではなく、中域が若干強めかなくらいです。装着感も相まって、ストレスなくゆったりと気持ちよく音楽を聴くのに良いですね。ポップスとかオーケストラ等との相性が良さそうです。
元の音質がフラットな分、他のカスタマイズ要素(イヤーピース、リケーブル、DAC、…)の影響が分かりやすいかなとも思いました。もちろん元の音質も素晴らしいですがリケーブル等でもさらに楽しめそうです。
まとめ
final A5000は軽さと装着感の良さ・解像度の高さ・見晴らしの良いクリアな音(+ 付属品も良き)でリラックスして音楽を楽しむのにピッタリです。finalらしい、クオリティの高いイヤホンだと思います。finalのイヤホンを買ったことがない人もまず試聴・体感してみてほしいですね。総合して星4.5といったところです。
