こんにちは ! 今回は Kinera Celest PhoenixCall をレビューしていきます。このPhoenixCall、見た目の派手さもさることながら、ドライバーの多さと音の派手さも話題になったイヤホンです。私自身も購入してから時間が経ちましたが、せっかくなのでレビューを書いておきます。
本サイトでレビューしている、Kinera Celest のイヤホンはこちら。
おすすめポイントまとめ
- 美しいクリアシェル(カラバリは2色あり)
- 付属のケーブルは 3.5mm/4.4mm から選択可能
- 合計5基の多ドライバーで荒々しいドンシャリサウンドが楽しめる
- リケーブル可能(0.78mm 2pin)
製品情報
HiFiGo https://hifigo.com/products/kinera-celest-phoenixcall より
- Acoustic Drivers:1DD+2BA+2 Micro Planar drivers(FPD)
- Sensitivity: 103db
- Frequency Response Range: 20Hz-40kHz
- Impedance: 32Ω
前回の GK20 (レビューはこちら)に続き多ドライバー搭載です。合計5基で多いですね。
ギャラリー
箱を開けるとこんな感じなのですが、右側にはアクセサリーも付属していました。ここからして異様な雰囲気です。
主な付属品はこちら。
Kinera Celest PhoenixCall は カラーが2色展開(Purple-Blue(画像のもの)・Transparent(透明))、ケーブルは3.5mm・4.5mm から選択できます。(4.4mm が選べるのは嬉しいところ。)
今回はPurple-Blue・4.4mm の組み合わせで購入しました。
イヤーピースは2種類付属でどちらもシリコンタイプです。バランスタイプとボーカル強化タイプということですが、
白い方が穴が狭く、背が高めです。(こちらがボーカル強化と思われます)
黒い方が穴が広く、背が低めです。(こちらがバランスタイプと思われます)
こちらが本体。全体はクリアですがシェル内にフェイスプレートが埋め込まれているので全体が滑らかな形状です。見る角度で光り方が違って美しいです。
ケーブル接続はフラットな 0.78mm 2pin。リケーブルには困らなそうです。ノズル先端はフィルター等は付いておらず、シェルが地続きになっているタイプです。自分が所有している中では 水月雨 Blessing3に似ています。(レビューはこちら)
せっかくなので本体をもう少し。クリアシェルでは内部の構成が丸見えですね。こうしてみるとえげつないというか、努力が垣間見えます。
レビュー
装着感
筐体が大きめで比較的シンプルな形状で耳にフィットして塞いでくれます。装着感は良好です。筐体自体のフィット感がいいのでイヤーピースの選択肢は広いですね。
付属以外でおすすめのイヤーピースは 日本ディックス COREIR -コレイル- BRASS です。後述するド派手な音質を高めてくれてピッタリです。
ただし注意なのが、ノズルがやたら太いです。大体のイヤーピースはさせますが結構力が入ります。
音質
ド派手なドンシャリですね。笑っちゃうくらい派手です。印象的なのは刺さるかギリギリのラインでなる高域です。伸びやかというよりかは鋭さのある高音ですね。それでいて低音も力強くしっかり鳴っています。中域は高域・低域に比べ控えめですが足りないことはなく、ある程度前に出ていますのでそこのバランスは保っていますね。解像度も高いです。
それぞれのドライバーがオラオラと前に出つつも結果的にはギリギリバランスを保っているような感じです。聴いていて楽しいですね。
PhoenixCallで聴くと今まで聴いてきた曲全部が化けると思います。まあただオーケストラ等、しっとり聴くようなものには流石に合わないですね(笑)。
まとめ
Phoenix の名を冠すイヤホンは見た目も音も強烈な個性を放つイヤホンでした。このイヤホンでしか聴けない音が聴けます。Amazonにて2万円以下(2023/10/07 現在)で買えます。今までのイヤホンでは刺激が足りなかった、なんだか物足りないないという方、そうでない方もきっと驚く音が鳴りますのでぜひ聴いてみてください。手放したらまた恋しくなりそうな、1本あってもいいイヤホンかと思います。