こんにちは ! 今回は NICEHCK https://twitter.com/NiceHCK_Audio よりレビュー依頼・提供いただき、DB2 をレビューしていきます。DB1 と DB3 は元々買っていたのでそれらとの違いも見ていきます。開けてみたら綺麗な見た目と音だこと。ぜひ最後までご覧ください。
(商品の提供のみで金銭の授受はありません。)
おすすめポイント
製品情報
1DD+1BA Hybrid Dual Driver Earphone
10mm Dynamic+BA
Resin+Aluminum Alloy Face Panel
2Pin Detachable Design
HD Microphone Optional
High Cost-effective DB Series
Fashion Appearancehttps://s.click.aliexpress.com/e/_DlKhvHP より
ドライバー 10mmチタンメッキ
グラフェンダイナミック + 1baインピーダンス 16Ω 周波数応答範囲 20-20000hz 感度 107db/mw
NICEHCK DBシリーズの第3弾となります。DB3 、 DB1 に続く DB2 です。10mm DD + BA の 2ドライバー構成です。DD が中低域、BAが高域を担い、幅広いレスポンスを可能にしているとのこと。
ギャラリー

届いた外箱にはなんとまあ可愛い少女。水月雨もそうですがイヤホンのパッケージに美少女キャラのパターン多いですね。

DB2 は Black・Blue・Purple / Micあり・Micなし のバリエーションがあります。
こちらは Blue Micなし です。
付属品は以下です。
- 本体
- 3.5mm ジャックケーブル (0.78mm NX7 2pin)
- イヤーピース (5サイズ・3サイズ)
- ケース
- ケーブルタイ
- 美少女カード
価格の割には充実していますね。イヤーピース3組、ケースはなし、なんてものありますがDB2は豊富です。
イヤーピースは計8組もついています。違いは以下です。白い方がピタッとはまり好みでした。
- 黒い方がサラサラ・高め・管が細い
- 白い方がしっとり・低め・管が太い

先着で美少女缶バッジも付いてくるようです。

フェイスプレートはレジンで個体ごとに異なる柄になっています。綺麗ですね〜

裏側はクリアで構造が丸見えです。クリアボディ、いいですよね。
中に見える金色の円形がダイナミックドライバーです。バランスドアーマチュアはノズルの中に入っています。
ノズルはメッシュ付きです。回すと取れそうにも見えますが取れません。

0.78mm 2pin ですが出っ張りのあるタイプ。NX7 2pin と言われるもの。フラットか窪みのあるタイプが多いですが、0.78mm 2pin のケーブルであればつけられます。

付属のケーブルも3 .5mmジャック 0.78mm NX7 2pin (窪みがあるかつピンが出ている)。ケーブルは細くしなやかで柔らかいです。Mic付きの場合はケーブルにリモコンマイクがつきます。
レビュー
装着感
最近では多いですが、滑らかな形状のシェルでフィット感は良好です。似たような3Dプリントシェルでも例えば qdc SUPERIOR(レビューはこちら) や GEEK WOLD GK20(レビューはこちら) といった大きめのイヤホンも多いですが、NICEHCK DB2 は小さめで、耳に収まり、耳からさほど出っ張りません。本体自体のフィット感がいいのでイヤーピースは小さめでも問題なくハマります。
音漏れ、遮音性も問題ないですね。
音質
NICEHCK DB2(提供)のここ数日間の個人的印象です。
— ゆーき@clearheadphones (@LL_9_F) January 22, 2024
(詳細にはのちにブログに書きますが)
まずはバランスがいいですね。 ボーカル曲でボーカルが前に出ているとかはなく、楽器音もボーカルも上も下もバランスよく聴かせてくれる印象です。ちゃんとハイブリット。
DB3… pic.twitter.com/sir1IXxguD
(第一印象は上記のポストでもコメントしています。重複する部分もありますが、さらに聴き続けた印象です。)
エージングで印象が結構変わったように思います。最初はボヤけ気味だったのが1日鳴らすと音がスッとハッキリとしてきました。本領発揮といったところですかね。以降はその後の印象です。
バランスよく聴かせてくれます。他のイヤホンは低音強めで迫力大 ! だとか、高音強めで伸びやか ! といった味付けを感じられること多いですが、DB2 は満遍なく漏らさず鳴らしてくれます。ボーカル曲でもボーカルと楽器バランスよく楽しめます。ドラムのアタック感は強すぎず心地よく、女性ボーカルは伸びやかで終わり際はスッと引きます。
全体の雰囲気としてはスッキリとしていて余韻は抑えめな印象です。解像度はそこそこで滑らかな音です。過度な味付けではないのでジャンル選ばず楽しめるイヤホンだと思います。が、音数・トラックが多いと少しごちゃっとするので、トラックが少ない曲の方が合っているかなと思いました。
値段を鑑みれば音質のクオリティは高いと言えますね。
カスタマイズ例
リケーブルは同じNICEHCK の C8s-3 にしてみました。少しクリアな方向になるので元々スッキリ音質なDB2に良いかと思います。

イヤーピースは 水月雨 清泉 – Spring Tips にしてみました。傘が柔らかく、籠らずクリアな音質です。
イヤーピースに関しては他にも紹介していますので以下からどうぞ。


DB1・DB3 と比べると?

( -> 右に続きます)
DB2 | DB1 | DB3 | |
ドライバー | 10mmチタンメッキ グラフェンダイナミック + 1ba | ダイヤフラム10mm pu生物学繊維複合動的 | 1ba + 2dd(10mm) ハイブリッド3ドライバーユニット |
インピーダンス | 16Ω | 16Ω | 16Ω |
周波数応答範囲 | 20-20000hz | 20-20000hz | 20-20000hz |
感度 | 107db/mw | 106db/mw | 106db/mw |
購入リンク(AliExpress) | https://s.click.aliexpress.com/e/_DeAiWGd | https://s.click.aliexpress.com/e/_DlRM6uz | https://s.click.aliexpress.com/e/_DkCYzOl |
購入リンク(Amazon) | https://amzn.to/48mxu1C | https://amzn.to/3SxEowg | https://amzn.to/3vVVATj |
発売順はDB3 -> DB1 -> DB2 です。こうしてみるとスペック表上、ドライバー構成以外はほぼ同じです。DB の次の数字がそのままドライバー数になっていますね。傾向・個性は違っていて以下のような印象です。
- DB2 は 満遍なくバランスが良い。スッキリなめらなか。
- DB1 は 軽やか・サッパリで高域寄り。ソリッドな印象。本体も軽い。
- DB3 は 低音よりで迫力強め。広く余韻多め。本体は(この中では)重め。
どれも価格は抑えめで手に取りやすいので好みで選んでも、複数買っても良いかと思います。
まとめ
お手頃価格で音はバランスのいい、しかもリケーブルできる、コスパのいいイヤホンかと思います。本体やケーブルの素材あたりには安さは出ていると思いますが、音は削らずもう一段階上のクオリティといったところで、いい調整をしているなあという印象です。ぜひお試しください。