FIIO KA13 サクッと見れる聴き込みレビュー ハイパワー・ハイコスパな優等生DAC

FIIO KA13 DAC・イヤーピース

こんにちは ! 今回は FIIO KA13 をレビューしていきます。本サイトでは EarFun UA100 (レビューはこちら。)に続き2つ目となります。このKA13もまた、価格抑えめではありますが、十分な機能といい音質であったため購入いたしました。ぜひ最後までご覧ください。

ゆーき

社会人ソフトエンジニア&オーオタ。オーディオ沼に浸かり始めて数年。解像度の高いイヤホンが特に好み。聴く音楽はJ-POP・ロックが多め。9mm Parabellum Bullet・King Gnu・宇多田ヒカル・福山雅治等々。

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おすすめポイント

おすすめポイントまとめ
FIIO KA13

FIIO KA13

  • 3.5mm, 4.4mm両対応
  • 高出力のデスクトップモード
  • ケーブル着脱式
  • クリアで明るく素直な音。イヤホン・プレイヤーの傾向を損なうことなく、ジャンルに偏りなく、幅広い組み合わせで使えるUSB DAC。
  • 価格抑えめ。¥13,200 税込 (eイヤホン 2023/12/26現在)

製品情報

  • DACチップ「CS43131」とオペアンプ「SGM8262」をデュアルモノ使用し高品質なパフォーマンスを実現
  • デスクトップモードを搭載しクラス最高峰550mWの高出力を実現
  • 4.4mmバランスヘッドホン/3.5mmアンバランス出力を搭載
  • 着脱式の接続ケーブルで様々な機器と接続可能。ボリューム調整の追加で使い勝手が向上
  • RGB LEDイルミネーションによる演出
  • Android版FIIO Controlアプリにより詳細な本体設定が可能
  • アプリ操作によりS/PDIFデジタル出力にも対応
FIIO https://www.fiio.jp/products/ka13/ より

CS43131 をデュアル搭載したUSB DACです。このchipを採用したUSB DACは他にもあり、TANCHJIM SPACE、水月雨 破暁 – DAWN PRO、iBasso Audio DC04PRO 等です。
3.5mm/4.4mm 両対応・ケーブル着脱式・独立したボリューム調整・アプリ対応・S/PDIF出力と機能満載でコスパがいいですね。
他とは異なる KA13 の特徴は高出力のデスクトップモードを搭載していることです。コンパクトながらもパワーが必要なヘッドホンでも使えるということになります。
(Nintendo Switch, PS5等のUAC1.0には非対応とのことです。https://www.fiio.com/newsinfo/869686.html)

ギャラリー

FIIO KA13 付属品
FIIO KA13 付属品

付属品はこちら。(KA13はブラックとシルバーの2色展開ですがシルバーを購入しました。)

  • KA13 本体
  • USB type C to C ケーブル
  • USB type C to Lightning ケーブル
  • USB type C to A アダプター

USB A/C/Lightning 一通り揃っているので買ったらすぐに使えます。ケーブルは布で覆われていて少し硬めですが頑丈にはなっています。

FIIO KA13 本体 USB接続面
FIIO KA13 本体 USB接続面

本体を見ていきます。正面はインジケータとFIIOロゴが見えます。(なぜか仮面ライダーが脳裏に出てくる)クロスがクールです。USB type C で接続します。

FIIO KA13 イヤホンジャンク・ボタン類
FIIO KA13 イヤホンジャンク・ボタン類

反対側にはボタン類があります。

  • ボリューム +/- (長押しで曲送り・曲戻しもできます)
  • デスクトップモード ON/OFF

ボリュームボタンは +/- の違いがないので、「デスクトップモードの隣が + 」と覚えるといいです。
KA13の特徴であるデスクトップモードは手動で、USB接続したままパチっと切り替えられます。

(最近ではもはや普通かもですが) 3.5mm, 4.4mm 両対応なのはありがたいですね。

FIIO KA13 裏面
FIIO KA13 裏面

裏面は平でロゴ類があります。FIIOのサブブランドのJade Audioのロゴ・型番・EUのCEマーク等。

FIIO KA13 インジケータ
FIIO KA13 インジケータ

一部分は上の画像のように内部が透けて見えるようになっています。再生しているフォーマットに応じで内部のLEDが光ります。(画像は96kHzを再生しているので黄色。)

  • 青色=44.1~48kHz
  • 黄色=88.1~768kHz
  • 緑色=DSD

奥の方で光っているのが漏れているような感じなので明るすぎでもないです。(後述しますがアプリで無効にすることもできます。)

レビュー

使用感

再生・ノイズ

Pixel3, Xperia 1 II, iPad Pro, MacBook Pro で使っています。再生時のノイズに関してはほぼほぼなく気になるほどではありませんでした。(静かな環境で曲中の無音パートになるとごく微かに聞こえるかなといった程度です。)DAC全般に言えることですが、ノイズを減らすにはプレイヤー側はなるべく大きくしてDAC側で絞りながら調整するのがいいですね。

ボリューム操作・曲操作

音量調整をプレイヤーとは別にできるのもいい点ですね。接続したOSとは別により細かく調整できます。ただし KA13 本体に表示がない点と、大きすぎた・小さすぎた場合に連打する必要があるのがちょと面倒かもしれません。

ボリュームボタンは長押しで曲送り、曲戻しができるのですが、ちょいと癖?があります。

長押しスタート -> 曲進む or 曲戻る -> ボタンから離す

かと思いきや、

長押しスタート -> ボタンから離す -> 曲進む or 曲戻る

という操作になります。なので、長押しが短すぎると操作がされず、どのくらい長押すればいいのかはコツを掴む必要があります。(体感1秒くらいです。)(長すぎた場合は操作できます。)
また、後述するアプリを表示している間は曲送り・曲戻しの操作が効きませんでした。(USBの仕組み上仕方ないのかも。)
まあ癖があると書きましたが、一度慣れれば使えるものではあります。

アプリ

FiiO Control で設定を変更することができます。

FiiO Control - Google Play のアプリ
FiiO Bluetoothデバイス専用のコントローラーアプリ

(iOS 版の FiiO Controlには非対応とのこと。)

アプリを接続すると以下の画面になります。ここでは以下2つを変更できます。

FIIO Control KA13 ステータス画面
FIIO Control KA13 ステータス画面
  • SPIDF 出力
  • インジケータ表示

(ファームウェアバージョンも表示されていますがアップデートは WindowsPC で可能です)(https://www.fiio.jp/support/ka13/how-to-update-v012/)

FIIO Control KA13 Audio画面
FIIO Control KA13 Audio画面

Audio タブでは以下2つを変更できます。

  • ボリューム (0 ~ 50)
    KA13内部のボリュームです。KA13 本体ボタン操作でも変わるのですが画面上の”ボリューム”は即座には反映されず、一旦別画面に行って再度Audioタブを開くと反映されます。
  • デジタルフィルター
    5種類から選択できます。正直なところ聴感上わずかに変わったかな?くらいのものでした。

音質

音質の印象としては過度な味付けをせず、クリアで見晴らしのいい音ですね。強いていうならちょい高域よりかなくらいです。1音1音誠実に鳴らしているような感じで、解像度は高く、硬め・クールな印象です。余韻も引っ張らずにサッと引くようでした。
ゴリゴリのメタルやロックは別の方がいいかもしれませんが、基本ジャンルにこだわらず気持ちよく聴くことができます。幅広くそつなくこなす優等生な感じですね。

筆者が最近購入したUSB DAC は EarFun UA100, Astell&Kern AK HC2/HC3/HC4 ですがこれらと比べてもFIIO KA13 は一番素直にクリアに鳴らしてくれます。

3.5mm/4.4mm どちらを使っても大きな差はありませんでした。強いていうなら4.4mmバランスの方がやはり分離感と左右の広がりがあって好みでした。

デスクトップモードをONにするとグッと出力が上がります。確かに音量の余裕は出ます。音質面の変化は荒々しさが若干感じられたぐらいでした。パワーが足りない・欲しいという時にONにするくらいですね。環境にもよりますが基本OFFで良さそうです。

同価格帯との比較

1万円前後というとEarFun UA100 も以前レビューしましたので聴き比べてみました。EarFun UA100のレビューはこちら。

主なスペックの違いは以下です。

FIIO KA13EarFun UA100
発売日 (eイヤホン)2023/11/102023/11/20
価格 (eイヤホン 2023/12/26 現在)¥13,200 税込¥9,980 税込
DACCS43131 x 2ES9038Q2M
AMPSGM8262 x 2RT6863 x 2
対応フォーマット最高PCM384kHz/32bit、
DSD256(DoP)
PCM 768kHz/32bit、
DSD 512
出力端子3.5mm/4.4mm3.5mm/4.4mm
操作ボリューム
曲送り・戻し
デスクトップモード
曲開始・停止
UAC1.0切替
UAC 1.0非対応対応
SPDIF対応非対応(対応の記載なし)

どちらも3.5mm/4.4mm両対応です。できる操作には多少の違いがある程度ですね。
音の傾向は大きく違っています。

  • FIIO KA13 : (強いていうなら)弱めの高域より。素直でクリア。スッキリ明るい。
  • EarFun UA100 : 強めの低域より。どっしり・ふくよか・包み込むような中低域。

音の傾向・方向性が違うのでどちらがいいというよりかは好みで選ぶ・使い分けられると思います。中低域に浸りたいならUA100, 明るく楽しみたいならKA13といったところでどちらもいいDACだと思います。

まとめ

FIIO KA13 は 3.5mm/4.4mm両対応でクリアな音を鳴らしてくれる、使いやすい・優等生なDACだと思います。さすが安定の FIIO といったところですね。音質のクセも強くなく、価格もUSB DACの中では低めで、最初のDACとしても使いやすいんじゃないかなと思いました。DAC未体験の方も、そうでない方も一度試してみてはいかがでしょうか。

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