こんにちは ! 今回は SIMGOT EW200 をレビューしていきます。SIMGOTは中国のオーディオブランドです。EW200 はその中でも発売当時アンダー1万円とそこまで高くはありませんが、価格以上の音質だと評判になりました。中国メーカーが出す低価格イヤホンのクオリティが凄まじい昨今ですが、その中でも一際光る今作。購入してじっくり聴いていきます。
後に発売された TWISTURA D-MAJOR のレビューでは価格が近いということで SIMGOT EW200 との比較を行っています。参考にどうぞ。
本サイトでレビューしているSIMGOT製品はこちらです。
SIMGOT EW200 おすすめポイントまとめ
SIMGOT EW200 製品情報
SIMGOT EW200
地球世界 https://c-s.store/products/ew200 より
- 高性能デュアルキャビティダイナミックドライバー搭載 両面気相堆積 SCPシリコン結晶振動板を採用
- 高密度合金材料で構成されたオールメタルキャビティ
- 周波数帯域 10Hz-50kHz
- 感度 126dB/Vrms(@1kHz)
- インピーダンス 16Ω±15%(@1kHz)
後述しますがSIMGOT EW200はハイレゾロゴ認証を取得していますので高域も出ることは確からしいですね。インピーダンスは低めですのでそこまでパワーがなくても鳴らせますね。

ギャラリー

パッケージはこちら。ハイレゾロゴ認証を取得していますね。

内容物はこちら。イヤーピース・0.78mm 2pin 3.5mmジャックケーブル・ポーチ・本体。ポーチも付いてくるのはありがたい。

本体は全体ピカピカキラキラで鏡面仕上げ。これまた美しいですね。装着した際も存在感を放ちます。ただし指紋や傷が目立ちそうではあります。

ケーブル接続は窪みのある 0.78mm 2pin。特殊でもないので幅広いリケーブルができます。
ノズル先端にはフィルターが備わっており、ケーブル接続部のそばには空気孔と思われる穴が。

付属のケーブルも案外クオリティは高めです。しなやかで取り回しが良い。
レビュー
装着感
本体は半円型の形をしておりスッと耳にフィットします。多少重みは感じられますのでイヤーピースが小さめだと、長時間装着した時に疲れてしまうかもしれません。適切なサイズのイヤーピースをつけていれば問題ないと思います。遮音性、音漏れも問題なしですね。
試した中でおすすめなのは AZLA SednaEarfit Crystal です。ピタッとホールドしてくれますし、音の解像度も底上げしてくれます。(どのイヤホンにつけてもイヤホンの良さを損なうことなく安定した装着感をもたらしてくれるのでおすすめです。)

音質
タイトルにもあるようにサウンドは力強い中低音と高い解像度が特長的です。ボーカルを近くに感じられ、息遣いまで感じられます。高音も上の上まで出ており、物足りなさを感じないですね。それでいて全体的に解像度が高く、くっきりクリアなハリのある音を聴かせてくれます。女性ボーカルものがぴったりですが、どのジャンルでもいい音鳴らしてくれます。ゴリゴリな低音だとか、キラキラな高音のようなそれぞれに特化したイヤホンほど出ているわけではなく、絶妙なバランスで調整されている印象です。
ここまで述べたようにSIMGOT EW200はもっと上の価格帯のイヤホンとも対等に渡り合える実力を持っており、SIMGOTの凄まじさが伺えますね。
SIMGOT EW200 まとめ
SIMGOT EW200は価格に見合わない・価格以上の実力をもったイヤホンですね。幅広い層に刺さると思います。アンダー1万円のおすすめにしばらく入り続けるでしょう。普段もっと高価格なイヤホンで聴いている方にも全然おすすめできるイヤホンですのでぜひ聴いてみてください。
