こんにちは ! 今回はとりあえず持っておくにおすすめなイヤーピース5選になります。
イヤーピース(イヤーチップとも呼ばれます)は耳に直接触れる部分でありイヤホンの聞こえ方にもろに影響する・ケーブルやプレイヤーよりもお安く買い換えることができるため色々試すことをおすすめします。
今回は私が常備して使っているイヤーピース5つをご紹介します。普段は付属のイヤホンを試した後にこれらを試しています。
Part 2 も投稿しておりますので合わせてどうぞ !
おすすめポイントまとめ
サイズに関して
イヤーピースは商品ごとにS/M/L等ありますがメーカーごとに・商品ごとに違っていたりするので注意が必要です。おすすめは
- いずれかのイヤーピースで自分に合うものを選び、直径を覚えておく
- 他のイヤーピースで 1 の直径に一番近いものを試す
です。(自分は直径13mmが合っているのでいつも13mmを基本に選んでいます。)
1. 日本ディックス COREIR -コレイル- BRASS
言わずと知れた、最近では一番のスマッシュヒットイヤーピースです。金属コイルを内蔵した唯一無二のシリコンタイプのイヤーピースです。
音質
音質は全体の解像度が上がり、特に中高域がキレキレになり、ガラッと音質を化けさせる印象です。元々解像度が高いイヤホンもいいですが、もう少しキレがあるといいんだけどなあ..というイヤホンにつけるのがおすすめです。ワイヤレスイヤホンなんかは有線イヤホンに比べて解像度が足りないケースが多いためコレイルをつけると化けますね。(今回紹介する中では音質の変化が一番大きいかなと思います。)
装着感
装着感は短時間は問題ないのですが、金属コアが硬いため深く入れすぎると痛くなるかもしれません。さらに他のイヤホンとは異なり、イヤホンのノズルを金属コアが延長する形になります。そのため元々ノズルが長いイヤホンにつけるとノズルがさらに長くなるため注意です。
サイズ
https://www.pentaconn.com/shopdetail/000000000070/ より COREIR -コレイル- BRASS サイズ一覧
2. MandarinEs New Symbio W
コンプライといったフォームタイプ(ウレタンタイプとも。)のイヤーピースはなんだか苦手な方におすすめです。(自分もそうです。)内部はフォームタイプなのですがその表面をシリコンの被膜で覆うことでフォームタイプの柔らかさとシリコンタイプのサラサラ感を両立させた、良いとこどりのハイブリッドイヤーピースです。
音質
音質は密閉されるため低音を逃さなくなり、高音はマイルドになりますね。解像度を上げるよりかはマイルドにするので元々マイルドな音を鳴らすイヤホンにおすすめです。本ブログでは Kiwi Ears Dolce のレビューでおすすめに挙げていました。
装着感
装着感は柔らか・サラサラなイヤーピースが密着してくれるためイヤホンのブレを抑えてくれます。こちらは長時間つけていても疲れないですね。装着感は今回紹介する中で一番好きです。密閉されるためワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング効果を高めるのにも良いですね。
サイズ
高さ:約9mm(全サイズ共通)各サイズ幅
https://musinltd.com/symbio/558.html より
XS サイズ:約10mm
S サイズ:約11mm
M サイズ:約12mm
L サイズ:約13mm
XL サイズ:約14mm
対応イヤホン軸径:4.5~6.0mm 前後
3. 水月雨(MOONDROP) 清泉 – Spring Tips
水月雨の清泉は水月雨のイヤホンに付属していることもあるシリコンタイプのイヤーピースです。傘は透明で独自の溝がありクラゲのような見た目です。
音質
音質は水月雨らしく中高域の見渡しがよくなり伸びる印象です。高音の伸び・抜けが良くなるため気持ちよく音楽を聴くことができます。中高域が出やすいイヤホン、やはり水月雨のイヤホンとは相性抜群ですね。水月雨イヤホンのレビューでも度々登場しています。
装着感
装着感は傘が柔らかいため耳への負担が少なく、長時間つけていても痛くならないです。ただし、そこまで密閉されることはないため遮音性は少し下がり音漏れもしやすくなりますので家の中で使うのが良さそうです。
サイズ
https://www.chikyu-sekai.com/?post_type=products&page_id=17619 より 清泉 – Spring Tips サイズ一覧
4. AZLA SednaEarfit Crystal
最高級ドイツ製プレミアム LSR(リキッド・シリコン・ラバー)を採用しているシリコンタイプのイヤーピースです。圧迫ZERO設計を謳っており、低刺激・高耐久なイヤーピースです。表面はペタペタという触り心地で耳に吸い付くようです。
音質
空間を広げるのが一番印象的です。こちらはどこかの帯域が増すというよりかはイヤホン本来の特徴を保ちつつ、全体の空間を広げてくれるようです。どのイヤホンでも合わせやすいかと思います。
装着感
耳に吸い付くようでしっかりホールドしてくれます。イヤホン本体が小さめでもこれをつければピッタリになり、長時間つけていても疲れないですね。埃がつきやすいという難点もありますが、水ですすいで拭き取れば復活するのでそこまで問題ありません。
サイズ
https://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_3487.php#1 より SednaEarfit Crystal サイズ一覧
(Standard(有線イヤホン向け), for TWS(完全ワイヤレスイヤホン向け), for Airpods Pro の3タイプがあります。)
5. AZLA SednaEarfit XELASTEC
熱可塑性エラストマーという、熱で変形する素材を採用しているシリコンタイプのイヤーピースです。こちらも表面はペタペタな触り心地で耳に吸い付きます。軸はかためでまっすぐですのでイヤホンから出る音をダイレクトに伝えてくれます。Crystal と似ていますがこちらの方が傘がかためでよりホールド力は高めです。
音質
イヤホンの解像度を保つもしくは高めてくれるイヤーピースかと思います。音全体の迫力を少し高めてくれますが、イヤホン本来の良さを損なわず伝えてくれますね。なのでどのイヤホンでもいい方向になるのではと思います。
装着感
装着感は先に述べたように耳に吸い付くようでガッチリホールドしてくれます。Crystalよりもさらにホールド力は高いです。硬すぎなこともないため長時間つけていても問題ないですね。こちらも埃がつきやすいという難点もありますが、水ですすげば問題ありません。
サイズ
https://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2966.php より SednaEarfit XELASTEC サイズ一覧
(有線イヤホン向け と for AirPods Pro の2タイプがあります。)
まとめ
おすすめなイヤーピース5つご紹介しました。数あるイヤーピースの中でも個人的に常備しているものです。イヤーピースは他のパーツに比べて安いため手頃に音質・装着感を変えるのにうってつけですので、自分の耳にあうイヤーピースを見つけてより良いオーディオライフを !