SIMGOT EA1000 サクッと見れる聴き込みレビュー 万能でも特化でも優秀な美麗イヤホン

4.5
SIMGOT EA1000 イヤホン・ヘッドホン

こんにちは ! 今回は SIMGOT EA1000 のレビューを書いていきます。EW200 で価格とクオリティに衝撃を受けた SIMGOT の新作ということで筆者も購入しました。(SIMGOT は買いたいけど買えないことが多く。。) 今回の EA1000 もまたいいイヤホンになっていますので、こちら最後まで読んでいただければと思います。

前回の EW200 の記事も合わせてどうぞ。

ゆーき

社会人ソフトエンジニア&オーオタ。オーディオ沼に浸かり始めて数年。解像度の高いイヤホンが特に好み。聴く音楽はJ-POP・ロックが多め。9mm Parabellum Bullet・King Gnu・宇多田ヒカル・福山雅治等々。

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おすすめポイント

おすすめポイントまとめ
SIMGOT EA1000

SIMGOT EA1000

  • 高解像度で下から上まで広く、特に高域が伸びやか煌びやかなバランスのいい音が楽しめる
  • 3つのノズルで音質の変化も楽しめる(ポップ・ボーカル・楽器音等、聴きたい音に合わせられる)
  • 0.78mm 2pin リケーブル可能

製品情報

3 年の歳月をかけ て開発したハイグレード振動板 3 種類の交換可能な音響ノズル設計
第 2 世代 DMDCTM 内外デュアル磁気回路デュアルチャンバー・ダイナミックドライバー
3 種類の交換可能な音響ノズル設計

  • ドライバー
    1DD(ダイナミック)+1PR(パッシブラジエーター)
    第ニ世代 DMDC™ デュアル磁気回路・デュアルチャンバーダイナミックドライバー
  • 振動板素材
    SDPGD™ ベースフィルム
    多層スパッタリング紫金振動板
  • 周波数帯域
    10Hz-50kHz
  • 感度
    127dB/Vrms(@1kHz)
  • インピーダンス
    16Ω±15%(@1kHz)
地球世界 https://www.chikyu-sekai.com/?post_type=products&page_id=19188 より

ドライバーは 10mm のフルレンジダイナミックドライバー + 軽量な複合振動板を採用した 6mm のパッシブラジエーター とのこと。SDPGD™紫金振動板 というのもまたSIMGOTの開発で従来とは異なるコーティング(多層スパッタリング)で音のゴールデンポイントを達成し、紫金色が生まれるのだとか。このドライバー周りは先に出た上位のEA2000から継承・改良されているともあります。EA1000でコアとなる、こだわっている部分ですね。
さらに特徴的なのが入念にチューニングされた3つのノズルで音質が変わるという点です。後述しますがこれがまたどれもいい音なるんですよ。

ギャラリー

SIMGOT EA1000 付属品
SIMGOT EA1000 付属品

付属品はこちら。

  • ケース
  • イヤーピース
  • フェルマーの最終定理カード (裏には製品登録のQRコード)
  • 交換ノズル
  • ノズルにつけるリング
  • 本体
  • 3.5mmジャックケーブル

定価3万円超ですから付属品も充実しています。イヤーピースは3サイズが2組ありますがどちらも同じようでした。サラサラとしたシリコンタイプで傘は厚みがあり使いやすいです。
ケーブルは銀メッキ高純度無酸素銅でこれもまた編み込みが美しく、しなやかで使いやすいです。

SIMGOT EA1000
SIMGOT EA1000 正面

本体のフェイスプレートは SIMGOT お馴染みのマーク。ホワイトとゴールドの組み合わせで高級感があり美しいです。白背景かと思いきやよく見ると結晶のような模様があり芸が細かいです。

SIMGOT EA1000 本体背面
SIMGOT EA1000 本体背面

本体は鏡面仕上げでピカピカツルツルです。
先述しましたがノズルの交換ができるモデルです。手で回して取れます。(画像は左だけノズルを外してみたもの。)
ノズル側にはベントのような部分に”R” or “L”の文字があります。
そのほかにも小さなベントのような穴が2つあります。ノズル以外の抜け穴が多いのもまた特徴的です。

SIMGOT EA1000 接続部分
SIMGOT EA1000 接続部分

ケーブル接続はちょい窪みありの0.78mm 2pin。

SIMGOT EA1000 付属ノズル
SIMGOT EA1000 付属ノズル

3種類のノズルが付属しています。黒リング(左)と赤リング(中央)は同じステンレス鋼製ですが、黒リングの方だけ中にフィルターのようなものが詰め込まれています。クリアリング(右)だけ真鍮製です。このように素材と中のフィルターの有無で音質の違いが生まれるということですね。

(ちなみに、ノズル交換といえばこのサイトでは 水月雨 KATO (レビューはこちら)とEarFun EH100(レビューはこちら) もノズル交換可能なモデルでした。ノズル口径がほぼ同じなのか、KATOのノズルやEH100のノズルをこのEA1000につけることもできました。)

レビュー

装着感

本体はそこそこ大きく、かつフィット感もいいですね。イヤーピースに頼らずとも耳を塞ぐことができます。遮音性は高く、音漏れも全然大丈夫ですね。
ただし、本体の大きさと重みは多少あるので、長時間つけていると疲れてくるのはありますね。

音質

3種類の付属ノズルそれぞれについての印象を記載しています。

まずは ポップ(銀色ノズル・赤色リング)ノズルから。柔らかな印象ですが全体の解像度が高く、各域をバランスよく聴くことができます。どこかがやたら盛られているというような感じはなく、低音はしっかりと沈み、高域もよく伸びます。EW200でも感動しましたが さすがSIMGOT ですね。強いていうなら重心はちょい上の方で、高域の方がより高く、かといってささるまではいかず、心地いい高音です。いろんなジャンルで使いやすいですが、ゴリゴリロックよりかは明るいポップの方が確かに合いますね。

続いて インストュルメンタル(銀色ノズル・黒色リング)ノズルで。ポップより重心が下になり、残響は抑えられ、低域をよりタイトに感じました。名前の通りですが、楽器音、特弦楽器の下から支える伸びをさらに生々しく艶っぽく聴くことができます。さらにはボーカルがより近くに感じられますので、ボーカル曲にもいいと思います。

最後に クラシック(金色真鍮ノズル・クリアリング)ノズルで。こちらは素材が違うこともあり、一番音質が変わったように感じます。全体の残響・響きがかなり増え、音の広がりを感じます。かといって全体がぼやけるという感じでもなく、むしろ解像度は3つの中で一番高いかも?と思いました。生演奏・ボーカルがかなり生々しくリアルに聞けますね。

3つのノズルそれぞれ確かに違いは感じられました。しかし共通して解像度は高く、下から上まで不足鳴らし、特に高域が伸びやかでどれでも価格以上にいい音なのは確かです。どれが微妙だとかは全くなく成立していて、好みで使い分けるのがいいですね。楽器音を聴きたいなら 金色真鍮ノズル・クリアリング で、ボーカルを聴きたいなら 銀色ノズル・黒色リングで、明るく残響も欲しいなら 銀色ノズル・赤色リング で、といったところでしょうか。
(こういう面白さもあるのでリケーブル同様ノズルもカスタマイズするのが普通になるのかも。)

カスタマイズ例

イヤーピース

EA1000 の高域を生かすのに 手持ちの中では ELETECH BAROQUE がいい感じにハマりました。(サクッと見れる聴き込みレビュー 常備におすすめなイヤーピース 2023 Part 2 の記事でも紹介しました。)低音をキープしつつ高域をさらにのびやかに煌びやかに聴くことができます。コツとしては奥までがっつり入れずに少し手前で耳を塞ぐようにするといいです。EA1000のように高域がよく出るイヤホンにおすすめです。

リケーブル

4.4mm バランス化をしようと色々試しましたが、手持ちの中では NICEHCK C8s-3 が好みでした。多少ですが音のクリアさ・見晴らしが良くなり、低域と高域のメリハリが良くなったかなと思います。SIMGOT EW200とも相性が良かったです。

SIMGOT EA1000 + NICEHCK C8s-3 + ELETECH BAROQUE
SIMGOT EA1000 + NICEHCK C8s-3 + ELETECH BAROQUE

同価格帯イヤホンと比べると ?

SIMGOT EA1000 と同じくらいの値段というと、有名どころは final A5000 でしょうか。レビューはこちら。せっかく購入して今でも聴いているのでこの機会に聴き比べてみました。

final A5000 は独自の形状とドライバーでとにかく見晴らしのいいフラットな音、final らしい音が楽しめるイヤホンです。A5000 と比較すると、EA1000 の方が低域・高域の盛り上がりがあり、聴いていて迫力・楽しさはありますね。fianl A5000の方は長時間ゆったりと聴く、もしくは元の音源からなるべく味付けなく細かな音まで分析的に楽しむのに向いているという印象でした。どちらもいいイヤホンですが傾向は異なるので聞き比べて好みで選んではいかがでしょうか。

まとめ

さすがSIMGOTといったところで、EW200同様いいイヤホンですね。下も上も十分に鳴らし、クリアで万能な音でありつつも、ノズルで傾向とフォーカスを変えることもできるという、かなりの優等生ではないでしょうか。EA1000、ぜひ一度聞いてみて欲しいです。SIMGOTはいいぞ。

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