こんにちは ! 今回は 水月雨 Starfield 2 をレビューしていきます。前作 Starfield の後継は STELLARIS (レビューはこちら) かと思いきや、このStarfield 2 が出てきました。ブルーとゴールドの見た目が気に入り購入してしまいましたが果たしてどんな音が鳴るのか、じっくり聴いていきます。
同日発売された 竹-CHU 2 もレビューしておりますので合わせてどうぞ !
おすすめポイントまとめ
- 蒼い夜空のような美しいデザイン
- リケーブル可能(0.78mm 2pin)
- のびやかで迫力のある中高域、ギラギラなサウンドが楽しめる
- 付属の低音増強パーツを取り付けることで音質変化も楽しめる
製品情報
eイヤホン 水月雨 Starfield 2 より
- リチウムマグネシウム合金ドーム複合振動板
- カラーチェンジ塗装合金鋳造成型彫刻筐体
- 真鍮金メッキノズル
- 交換可能な音響フィルター
- より信頼性の高いプレッシャーベント構造
- 「Starfield2」には低音増強パーツが付属されており、これをプレッシャーベントの分散式ディフレクター構造に取り付けることで、超低音を効果的に増加させることができます。
- インピーダンス 15Ω±15%(@1kHz)
- 音圧感度 122dB/Vrms(@1kHz)
- 再生周波数帯域 12Hz-24,000Hz
前作、Starfiled の後継機ということになります。前作はカーボンナノチューブ振動板でしたが今作はリチウムマグネシウム合金を採用(軽量で優れた減衰率とのこと)。ノズルも真鍮金メッキになり、各パーツグレードアップしていますね。さらに特徴的なのが”低音増強パーツ”。これがどれほどのものなのか、楽しみです。
ギャラリー
まずは外箱から。毎度のごとく綺麗なデザインなのですが、今回はカラーですね。(水月雨の箱はモノクロが多い印象。)
付属品はこちら。筐体とケーブルは共にブルーとゴールドを基調とした美しいデザインですね。
左下にある2つの袋が2種類の低音増強パーツです。(予備もあるようですがかなり小さくなくしそう…)
細かいですがイヤホンケースは過去の水月雨イヤホンに付属のものと比べるとちょっと暗めの青になりました。
eイヤホンで発売日に即購入したため、早期購入特典の4.4mmケーブルも付いてきました。同じデザインでこれまた美しいですね。
筐体には星粒が散りばめられているようでこれまた美しいですね。そこまで大きくはないですが多少重みは感じられます。反射で色が変わるのも面白い。
ケーブル接続は窪みのある0.78mm 2pin。いつもの形状ですので幅広いリケーブルが楽しめます。
さらに、先端のノズルを回して取り外すことができます。(交換式音響フィルターアセンブリ)(竹-CHU 2 も同様でした) 目詰まり解消にもいいですね。
ノズル下にある窪みがプレッシャーベント。ここに付属の低音増強パーツを取り付けることで低音が増すとのことです。(画像は比較用に右だけ取り付けた様子。)パーツはかなり小さいので取り付けるのは少々苦労します。
レビュー
装着感
筐体はそこまで大きくはないため塞ぐよりかははまるといった感じですね。装着感は良好ですが、イヤーピースは大きめの方が安定します。筆者は水月雨 清泉とAZLA SednaEarfit XELASTEC で聞いていいますが XELASTECの方が安定していて好みです。遮音性と音漏れも問題なさそうです。
音質
特徴的なのは中高域の輪郭がはっきりしている点ですね。他の水月雨イヤホン同様、中高域が伸びやかではあるのですが輪郭がよりはっきりしているため迫力も増していました。低音も足りないということもありません。“キラキラ”というよりは”ギラギラ”といった方が近いかも。聞いていて楽しいです。30時間ほどエージングをしてもこの傾向は変わらないようでしたのでこれがStarfield2の音なのかなと思います。
低音増強パーツが案外効果を発揮します。これをつけると思ったより本当に低音がグッと増強され、より”ギラギラ”感が増します。これなら男性ボーカルもいける感じですね。ただこれをつけるとマシマシでちょっと疲れますかね。常時つけとくというよりかはたまに変化を楽しむためにつけてみるのがおすすめです。
まとめ
魅力的なデザインと迫力のある音像、低音増強パーツと進化を遂げた水月雨といったところでしょうか。筆者の個人的にこの見た目と音はドンピシャで好みで、長く愛用していくことになりそうです。中高域を欲している ! という方、この見た目好き ! という方は一度聴いてみてはいかがでしょうか。