GEEK WOLD GK100 サクッと見れる聴き込みレビュー 超多ドライバーで楽しむ超ド派手な音

4.0
GEEK WOLD GK100 イヤホン・ヘッドホン

こんにちは ! 今回は GEEK WOLD GK100 を購入して聴き込みましたのでレビューしていきます。GEEK WOLDといえば過去、GK20をレビューしていました。(こちら) 日本ではその前作となるGK100もまた変態的な構成で話題になりました。果たしてどんな音が鳴るのか、GK20との比較もしながら書いていきます。ぜひ最後までご覧ください。

ゆーき

社会人ソフトエンジニア&オーオタ。オーディオ沼に浸かり始めて数年。解像度の高いイヤホンが特に好み。聴く音楽はJ-POP・ロックが多め。9mm Parabellum Bullet・King Gnu・宇多田ヒカル・福山雅治等々。

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おすすめポイント

おすすめポイントまとめ
GEEK WOLD GK100
  • 計9基の脅威的なドライバー数
  • 明るく派手な高域より・高解像度な音を楽しめる
  • 0.78mm リケーブル可能
  • 付属品が豪華(HAKUGEI White Peony 3.5mm ケーブル、VELVETイヤーピース)

製品情報

  • 2BA+4Piezoelectric 8mm +8mm Dual Cavityダイナミック+LCPダイアフラム8mmダイナミック+チタン・ダイアフラム ダイナミックドライバー8mm
  • 感度 105±1dB
  • 周波数特性 20Hz-40kHz
  • インピーダンス 17Ω
ミミソラオーディオ https://mimisola.com/product/geek-wold-gk100/ より

GEEK WOLDは中国のメーカーですがこのGK100は日本では最初の製品になりました。
なんといってもドライバー数がとんでもないですね。片側 計9基です。こういう野心的なもの、嫌いじゃないですね。高域担当の Piezoelectric が 4つなので高域が強めかなと思います。
後述しますが、付属品が豪華なことも特徴です。

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ギャラリー

GEEK WOLD GK100 付属品
GEEK WOLD GK100 付属品

付属品はこちら。

  • 本体
  • イヤホンケース
  • HAKUGEI White Peony 3.5mm ケーブル
  • イヤーピース
  • VELVET イヤーピース(5サイズ/ケースつき)

イヤホンケースの中にさらにケーブルがケースごと入っていたり、VELVET(しかも5サイズでケース入り)がそのまま入っていたりと豪華ですね。海外仕様だと2.5mm/3.5mm/4.4mmを切り替えられるジャックが付属するようですが日本仕様ではありません。

GEEK WOLD GK100 本体正面
GEEK WOLD GK100 本体正面

本体はハンドペインティング・フェイスプレートで美麗な見た目ですね。ブルーの中にゴールドが混じっていて綺麗です。

GEEK WOLD GK100 接続部・ノズル
GEEK WOLD GK100 接続部・ノズル

本体は樹脂の3Dプリントシェル。ケーブル接続はちょい窪みのある0.78mm 2pin。(後述しましたBIGMANGOのケーブル接続は問題なし) ノズルは回して取れそうですが取れません。

GEEK WOLD GK100 付属ケーブル HAKUGEI White Peony
GEEK WOLD GK100 付属ケーブル HAKUGEI White Peony

付属の HAKUGEI White Peony ですがこれがまた非常にしなやかで使いやすいですね。6Nシルバーコーティング24awgとのこと。

レビュー

装着感

本体が大きく、(個人差はあるものの、耳の大きめな筆者でも)耳につけてもちょっとはみ出るくらいです。最近のイヤホン同様、流線型のシェルですので耳にフィットします。遮音性は高く、音漏れも問題なしですね。
ただし耳の小さい人は一度試した方が良さそうですね。

音質

一聴しての第一印象は元気なサウンドです ! それぞれのドライバーが担当の音を埋もれずに出しているような感じです。
いわゆるドンシャリ傾向ですが、その中でも低域はちょい控えめで高域が強めかなと思います。全体の重心は高めな印象です。ですが不快なシャリつきがあることはなく、高音をよく鳴らすてくれています。シンバル・ハイハット・ギターのカッティングをキレよくクールに聴くことができます。
音のキレはよく、余韻をそこまで引っ張らないような音ですのでテンポが早い音もきちっと聞けます。音場は横よりかは縦に・上に広いような印象です。
まあまとまっていないとも言われると思います。が、今まで聞いてきた曲をもっと華やかに派手に聴くことができるイヤホンですかね。

カスタマイズ例

イヤーピース

付属イヤーピースも、VELVETもサラサラした感触で抜けのいい音でGK100を聴くことができます。
他のイヤーピースでは AZLA SednaEarfit XELASTEC が好みです。グリップ力が高く装着の安定性が高まります。また、抜けを抑えて迫力を高めることができます。

リケーブル

付属のHAKUGEI White Peony でも十分いい音です。4.4mmバランス化は BIGMANGO 墨 が好みですGK100の全体の傾向はそのままにちょっと低域が強まり迫力が増します。

GK20 と比べると

GEEK WOLD GK20(右)とGK100(左)
GEEK WOLD GK20(右)とGK100(左)

せっかくなのでGK20とGK100を聴き比べてみました。GK20のレビュー記事はこちら。

GEEK WOLD GK1002023/4/20 発売¥23,330 税込
(eイヤホン 2023/11/02現在)
2BA
+4Piezoelectric 8mm
+8mm Dual Cavityダイナミック
+LCPダイアフラム8mmダイナミック
+チタン・ダイアフラム ダイナミックドライバー8mm
GEEK WOLD GK202023/9/30 発売¥13,500 税込
(eイヤホン 2023/11/02現在)
3BA
+2Piezoelectric
+LCPダイアフラム8mmダイナミック+チタン・ダイアフラム ダイナミックドライバー

改めてGK20と聴き比べると、

  • GK100 は 派手でキレ良く高音よりの音
  • GK20 は 綺麗にまとまり派手さは控えめ、かつ低音よりの音

という印象ですね。GK100でまとまりきれていなかった部分を調整して綺麗にまとめ上げたのがGK20なのかもしれません。GK100 は多ドライバーの派手さ・豪華さを求める方向け・GK20は他ドライバーでも綺麗なまとまりを求める方向けかなと思います。
こうやって比べると聞いていて楽しいのはGK100ですね。

まとめ

GEEK WOLD GK100 の変態的な構成から鳴る音は派手で元気な音でした。超多ドライバーからなる音とすれば、GK20よりもGK100の方が期待したものには近いと思います。一風変わったイヤホン・音が欲しい、刺激が欲しい方は一度聴いてみてはいかがでしょうか !

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