こんにちは ! 今回は 水月雨 竹-CHU 2 をレビューしていきます。前作 竹-CHU は高クオリティなエントリーモデルとして名前が度々挙がるイヤホンでした。その 2 ということで果たしてどれほど進化したのか、購入して聴いていきます。
同日発売されたStarfiled2もレビューしておりますので合わせてどうぞ !
おすすめポイントまとめ
製品情報
eイヤホン 水月雨 竹-CHU2 より
- アルミニウムマグネシウム合金ドーム複合振動板
- 真鍮金メッキノズル
- 交換可能な音響フィルター
- 音圧感度 119dB/Vrms(@1kHz)
- 再生周波数帯域 15Hz-38,000Hz
前作 竹-CHU は高コスパで好評を得ましたがその後継機となります。価格は抑えつつも新たにリケーブルに対応しています。
ギャラリー
まずは水月雨お馴染みの、かわいい外箱です。竹とパンダ。低価格だからか、他の水月雨のパッケージよりコンパクトです。
内容物はこんな感じ。ケーブルは3.5mmプラグですが取り外し可能なのもいいですね。ケースもつけてくれるのはありがたいです。
本体は黒と金のシックでクールなデザイン。筐体の形状は Sennheiser の IEシリーズに似ています。
リケーブルも可能で、接続は窪みのある0.78mm 2pinです。窪みは一般的な長方形で浅いためリケーブルも幅広く楽しめそうです。
面白いのはノズルの先端を回して外すことができます。同日購入したStarfiled2も同様でした。目詰まりしても清潔に保てますね。
レビュー
装着感
本体が小ぶりですので耳への収まりがいいです。見た目の形状は複雑でないものの、程よくフィットするので装着感は良好です。遮音性と音漏れも問題なさそうですね。
音質
一聴してまず印象に来るのは包み込むような中低域ですね。ゴリゴリ低音とまではいかず、広い空間を包んでくれるようです。これまでのレビューした水月雨イヤホンは高音の伸びが特徴的でしたが竹-CHU 2は立ち位置が異なるようです。
一方、高域は足りないというわけでもなく、十分に鳴らしてくれます。ロックよりかはポップス、ほか弦楽器との相性も良さそうですね。
あえて低価格さがどこに表れているか考えると、解像度・クリアさという点では他の一段階上の価格帯(KATO, Blessing3等)には一歩劣るかなと思います。かといってぼやっとしていることもないのでまた聴きたくなる音ではありますね。暖かなウォームな音です。
(他の水月雨イヤホンのレビューは 水月雨 へ)
まとめ
水月雨の中では低価格ではあるものの、豊かな中低域を鳴らしてくれる、コスパのいいイヤホンですね。この価格でこのクオリティならすでに高価格なイヤホンを持っていても買って満足できると思います。リケーブルもできますし。(自分も満足しています。) 星4.5としておきます。