こんにちは ! 今回は先日購入した有線イヤホン 水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF のレビューです。水月雨(MOONDROP)のイヤホンは筆者も度々購入してきましたが今回はその中でもよりお手軽な価格です。そして低価格ながらクオリティ高く今でも人気の 蘭-LAN の後継機でもあります。ぜひ最後までご覧ください。
今回比較しているイヤホンはこちらです。
本サイトでレビューしている水月雨(MOONDROP)製品はこちらです。

水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF おすすめポイント

- Q水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF の特徴は?
- A
- コンパクトで軽い装着感
- 解像度高く、伸びやかでクリアな中高域、スッキリした低域
- 1万円以下で4.4mmバランス、3.5mmアンバランス、リケーブル対応
水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF 製品情報

名前の通り、前作 蘭-LAN の後継機です。シルバーの見た目は共通していますが、振動板がベリリウムメッキドーム型複合振動板から次世代ガラスドーム複合振動板に変わったりと細かな変化点が多々あります。
| ドライバー構成 | 10mmデュアルチェンバー高性能ダイナミックドライバー |
| インピーダンス | 30Ω±15%(@1kHz) |
| 音圧感度 | 118dB/Vrms(@1kHz) |
| 再生周波数帯域 | 12Hz-60kHz(IEC61094, Free Field) |
さらには今回レビューする REF の他にデザイン・チューニングの異なる POP バージョンも同時にリリースされています。今回は好みに近い REF を購入しました。
- REF : 中高域の楽器表現にこだわったチューニングで、空間の広がりを感じさせ、楽器の音色やクラシック音楽の魅力をより豊かに描き出します
- POP : 中低域とボーカル表現を重視したチューニングで、音楽全体を包み込むような豊かな雰囲気表現を重視し、人声やJ-POPの魅力を一層鮮やかに引き立てます。
ギャラリー

内容物はこちらです。
- 本体
- ケーブル(4.4mm)
- 4.4mm – 3.5mmプラグ変換ケーブル
- イヤーピース 3サイズ
- ポーチ
この価格では珍しく4.4mmバランスケーブル + 3.5mm変換ケーブルが付属しています。バランス接続とアンバランス接続どちらもできます。

イヤーピースはしっとりした質感・軸は硬め・穴は大きめのシンプルなシリコンタイプイヤーピースです。

ケーブルは細くしなやかで、ブラック&シルバーのシックなデザインです。結合部にもロゴがあったりとおしゃれです。
見た目は前作 蘭-LAN と同様ですが、4.4mm バランスプラグが標準で付属になりました。さらに 3.5mm変換プラグも付属していますので、1万円ながらバランス・アンバランス接続どちらもすぐに楽しめます。

こちらが本体です。シルバーの本体に蘭が印字されたクールなデザインです。形状はゼンハイザーのIEシリーズのような角丸長方形で、サイズはコンパクトです。

MIM製法(粉末射出成形)による頑丈なステンレススチールのハウジングはやや重みがあります。測ると 9g で昨今のイヤホンの中ではやや重めです。

ケーブル接続は窪みのある 0.78mm 2Pin です。

実際に耳につけるとこのような見た目です。コンパクトでシルバーの本体は目立ちすぎず収まっています。耳への収まりも良く飛び出しも少ないです。
レビュー
装着感
安定した装着感です。一見シンプルな形状ですが耳にスッと収まります。耳にピタッとフィットするタイプではないので遮音性はそこそこです。ですが装着感は軽く、やや重めと書きましたが耳につけると重みは気にならないです。筆者は耳が大きめですが耳が小さめな方にもおすすめできます。
音質
(SONY NW-WM1AM2 で再生。ケーブル・イヤーピースは付属のものを使用。)
音質のイメージはこちらです。
第一印象は中高域の抜けが気持ちいいですね。派手さは控えめですが、各帯域を過不足なく整えて、曲を自然に聴かせてくれます。
スッと伸びる中高域
中高域はスッと伸びやかでクリア。角がやや丸く、刺さりや硬さ感じません。ストリングスやハイハットも棘がなく、キラつき過ぎず、耳当たりは終始優しめです。全体を通して見晴らしがよく、味は薄めですが、音の輪郭がきちんと整っているので、細かいニュアンスもちゃんと伝わってきます。 ボーカルはそんなに前に出ず、主張せずでメインというよりはあくまでも他とのバランス重視に感じました。
低域は控えめ、でもキックの芯は残る
低域は量感こそ多くありませんが、必要十分な量です。アタックはやわらかく、沈み込みは深すぎず、キックの芯はきちんと残るので、しっかりと土台はあり、スカスカな印象はありません。ベースラインも太すぎず細すぎずで、中・高域を邪魔しない、全体のバランスを崩さない程度に支えてくれます。
自然なつながりと聴き疲れしにくさ
余韻は少なめですが立ち上がりは緩やかです。スピード感や圧こそそこまでありませんが、そのぶん長時間でも聴き疲れしにくいです。解像度は価格を考えると十分に高く明瞭です。分離感もなかなかに高く、スッキリ・サッパリとした音の粒が流れます。
音場・定位と音量耐性
音場は左右に少し広めで、広大というほどではありませんが誇張した広がりではなく自然な定位でまとめてくれます。音量を上げても破綻しにくく、耳に刺さってきにくいのも良いポイントです。
相性の良いジャンル
相性としては、女性ボーカル、アコースティック、シティポップ、ジャズあたりが特に気持ちよく、空気感をさらっと楽しめます。逆ロックやEDMといった低音が欲しいジャンルは、物足りなく感じるかもしれません。
まとめ
中高域の抜けの良さと刺さりにくさ、控えめながら芯のある低域、そして自然なまとまりが魅力的です。聴きやすさ重視で、毎日気軽に使える“REF”らしいバランスです.
蘭-LAN、final A2000 との比較
前作 蘭-LAN と価格の近い final A2000 との比較です。
final A2000 はのちにレビュー予定です。
-> レビューしました。

| 水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF | 水月雨(MOONDROP) 蘭-LAN | final A2000 | |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | 10mmデュアルチェンバー高性能ダイナミックドライバー(ガラスドーム複合振動板) | 10mm デュアルチャンバー ダイナミック型 (大型ベリリウムメッキドーム型複合振動板) | ダイナミック型(f-Core DU) |
| インピーダンス | 30Ω±15%(@1kHz) | 32Ω±15%(@1kHz) | 19Ω |
| 音圧感度 | 118dB/Vrms(@1kHz) | 120dB/Vrms(@1kHz) | 99dB |
| 再生周波数帯域 | 12Hz-60kHz(IEC61094, Free Field) | 15Hz-37,000Hz | メーカー情報なし |
| 参考価格(e☆イヤホン 2025/12/27現在) | ¥8,550 税込 | ¥7,200 税込 | ¥9,800 税込 |
1万円未満でダイナミックドライバー搭載のイヤホン達です。前作 蘭-LAN と並べると形状は同じですが細かなデザインに違いがあります。
相対的な音質イメージはこちらです。
前作 蘭-LAN とは同じ水月雨の中でも思いのほか違いを感じました。改めて 蘭-LAN を聴くと低域が多めで、余韻も多めで全体的に厚く濃いサウンドです。蘭 II – REF の方はよりスッキリしており、解像度・分離感ともに前作よりやや高くなっています。蘭-LAN も十分クオリティ高い音ですが、 蘭 II – REF の方がより正確でより洗練されたように感じました。
一方、final A2000 と比べると、A2000 はより解像度・分離感高く、音の粒はくっきりとして硬い印象です。聴き比べると A2000 はより正確でバランス的にもフラットですがやや刺々しさも感じます。 蘭 II – REF は解像度・分離感は(A2000よりは)やや低いものの十分にあり、その中で音粒の耳馴染みがよく、心地よいサウンドです。
おすすめイヤーピース・リケーブル
すっきりしたサウンドを(お手軽に)より楽しむイヤーピース・リケーブル例です。
イヤーピースは同じ水月雨(MOONDROP) の 清泉 – Spring Tips がおすすめです。耳にピタッとフィットしながらも傘が非常に薄く柔らかいイヤーピースです。程よい装着感と明るく見晴らしの良いサウンドで、蘭 II – REF にぴったりです。
リケーブルは SoundsGood Brigit が好みでした。価格控えめながらビジュアルとサウンドともに美しいケーブルです。サウンドでは中高域の響きが増え、空間の広がりも感じられ相性よく感じました。

水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF まとめ
- Q水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF の特徴は?
- A
- コンパクトで軽い装着感
- 解像度高く、伸びやかでクリアな中高域、スッキリした低域
- 1万円以下で4.4mmバランス、3.5mmアンバランス、リケーブル対応
さすが水月雨、この価格でもいいバランスです。お手頃価格で一通り揃っているので有線イヤホン入門としても、気軽に使うサブイヤホンとしてもおすすめです。今回レビューした REF の他に POP のあるのでお好みでお試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた次の記事で!よければSNSフォローもどうぞ。








