こんにちは ! 今回は先日購入した有線イヤホン TWISTURA WOODNOTE のレビューです。TWISTURA は2つ目のレビューです。名前にもあるように”WOOD”が採用されているイヤホンです。最近はフェイスプレートに木が使われることはありますが、今回は振動板が木製です。これまた個性的なイヤホンです。ぜひ最後までご覧ください。
本サイトでレビューしている TWISTURA 製品はこちらです。
今回比較しているイヤホンはこちらです。
TWISTURA WOODNOTE おすすめポイント

- QTWISTURA WOODNOTE のおすすめポイントは ?
- A
- 豊富なセット(マルチプラグ、イヤーピース4種、ノズル3種)
- ノズル交換により3つの音質を楽しめる
- 木製振動板による弦楽器のリアルな表現、空気の揺らぎを表現、濃く深い低音
TWISTURA WOODNOTE 製品情報
アコースティックサウンドの探求 木製振動板という新たなるアプローチ
WOODNOTEは独自のウッドドームダイヤフラム技術を採用し、ナチュラルなアコースティックサウンドへの原点回帰でもあり、心地よい空間表現に優れたサウンドを探求する中で誕生した、アコースティックサウンドイヤホンです。ウッドドーム・コンポジットダイヤフラム 比類なきアコースティックサウンド
デュアル・マグネティック&デュアル・リアチャンバー採用、10mmフラッグシップクオリティ・ダイナミックユニット
ナチュラルバランス、アコースティックチューニング
交換可能なノズルフィルターデザイン 嗜好のサウンドを思う存分に
WOODNOTEのノズルフィルターは、ネジ式クイックリリース構造を採用しており、ノズルの取り外しはとても容易です。そして、用意されたスタンダード、インストゥルメンタル、ボーカルの3種類の異なるサウンドチューニングを楽曲や趣向に合わせてカスタマイズし、ユーザー好みのサウンドでお楽しみいただけます。
ガイディングエアリリース構造 高精度エアフローによる、空気圧制御
ソリッドCNCアルミニウム合金キャビティ
マルチコア・ハイブリッドケーブル ピュアクオリティシグナル伝送
交換可能なプラグデザイン、自由な接続
専用ケーブルのプラグは3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスのプラグモジュールを採用し、ユーザーによる交換が可能なデザインとなっています。人間工学に基づいたシェルデザインとシリコンサポート
株式会社MUSIN https://www.musinltd.com/twistura/1100.html より
| ユニット構成 | 10mmデュアル・マグネティック & デュアル・リアチャンバーユニット |
| ダイヤフラム | ウッドドーム・コンポジットダイヤフラム |
| 抵抗 | 18Ω ± 15% (@1kHz) |
| 感度 | 125dB/Vrms(@1kHz) |
| 周波数特性範囲 | 8Hz – 21kHz (IEC61094、Free) |
| 有効周波数範囲 | 20Hz – 20kHz (IEC60318-4、-3dB) |
| 全高調波歪み(THD) | ≦0.05%(@1kHz、94dB) |
ギャラリー

内容物はこちらです。
- 本体
- ケーブル
- 3.5mmプラグ/4.4mmプラグ
- ノズル3種
- イヤーピース 3サイズ x 4種
- キャリングケース
- 他紙類
プラグが2種類、ノズルが3種、イヤーピースが4種と非常に豊富な内容物です。これだけあれば好みの組み合わせを見つけることができますね。お得なセットです。

イヤーピースはそれぞれケースに入っており、それぞれ異なる質感です。
- 透明 : これは D-MAJOR(レビュー)にも付属していたものと同じですね。傘は窄み、背は低め、口径は小さめ、軸は柔らかめ、質感はペタペタとしたタイプです。
- グレー : 傘は山形、背は低め、口径は小さめ、軸は柔らかめ、質感はしっとりとしたタイプです。
- グレー・青軸 : 傘は山形、背は低め、口径は大きめ、軸は硬め、質感はサラサラとしたタイプです。
- グレー・緑軸 : 傘は山形、背は高め、口径は小さめ、軸は硬め、質感はサラサラとしたタイプです。
といったように形状や軸の硬さ、質感がそれぞれ異なる4種です。これだけあれば自分にぴったりのものを見つけることができます。

ケーブルはマルチプラグの0.78mm 2Pinケーブルです。しっかりとした太さで鮮やかな銅色です。ちょっと硬くクセがありますが問題なく使えます。素材は無酸素銅(OFC)、銅合金、銀銅合金、グラフェン銅のハイブリッド構成でイヤホンに付属のケーブルにしては豊富な素材です。プラグも手で回して簡単に交換でき、アンバランス・バランス接続どちらでも接続できます。

こちらが本体です。シルバーとブラックで構成された本体はシンプル&クールなデザインですね。個性的なのはそこにシリコンのパーツが付けられる点です。このサポートパーツが耳にフィットし、より安定した装着感をもたらしてくれます。

本体は高品質航空機グレードアルミニウム合金製で耐久性は高く、不要な共振を抑えることにも寄与しています。質感はサラサラ、ひんやりとしており少し重みも感じます。(測ると片側 7g(本体のみ)でした。)

ケーブル接続は2mmほど窪みのある0.78mm 2Pinです。

ノズルも手で回して交換することができます。それぞれ素材の異なる3種で音質に変化をもたらします。
- スタンダード(ダークステンレス)
- インストゥルメンタル(シルバーアルミニウム)
- ボーカル(真鍮ノズル)

実際に装着するとこのようになります。デザインはシンプルですので耳につけても悪目立ちせず馴染みやすいですね。横への飛び出しも少なめです。
レビュー
装着感
(個人差はありますが)そこそこ、問題はないがイヤーピース次第かなといった感じです。前作のD-MAJOR(レビュー)よりは良いですが、それでも昨今の他のイヤホンに比べるとハマりきらず、フィット感が弱めに感じました。シリコンサポートは耳と本体を繋いでくれるのですが、それ以外の本体がもう少しフィットする形状だと良かったかなと思います。ただしイヤーピースが4種も付属しているのでフィットするものを選べばしっかりと遮音性高く聴くことができます。
音質
(SONY NW-WM1AM2 で再生。イヤーピース・ケーブルは付属のものを使用。)

個人的音質イメージはこちらです。(ノズルはスタンダード)
付属のノズル3種をそれぞれ聴いた印象です。
スタンダードノズル
まずはスタンダートノズルです。
弦の震えや空気の揺らぎが伝わるアナログ感あふれる音、深く濃い低音、滑らかでナチュラルな繋がりが印象的です。
一聴して感じるのは暖かみのあるサウンドでともかくアナログチックであることです。ほかにも滑らかな音を鳴らすイヤホンは多々ありますが、これは独特な空気感・揺らぎのようなものを感じます。筆者はライブによく行きますがライブで聴いているときの揺れのようなものがうまく現れています。特にライブ音源のベースの深い揺らぎが生々しいのでおすすめです。ここが WOODNOTE の一番個性的なポイントですね。
ベースを含む低音は非常に深く沈み、濃く存在感があります。たたゴリゴリに重いのではなく柔らかく滑らかに広がります。しっかりと支えてくれます。
中高域も十分に鳴っていますが先に書いた低音に比べると一歩引いた印象です。ボーカルも低音と同じかやや後ろのようです。高域も鋭さはなく柔らかです。伸びやかというほどはなく控えめに寄り添うような音です。
全体的に滑らかでゆったりとしています。解像度は十分にありますが分離感よりも自然な繋がり・まとまりがあります。1音1音を正確に細やかにというよりは雰囲気・流れを味わう方が適しています。
音の広がりも広めです。低音の広がりがやはり顕著で底でブワッと広がっているようです。重厚感がありますね。一方、中・高域はあまり広がらずにストレートに鳴っているように感じました。
ボーカルノズル
続けてボーカルノズルに変えて聴きました。
思っよりは変化が大きく、その名の通りボーカルがグッと近づき細かな息遣いをより色濃く感じられます。低音の深さ・濃さはあまり変わらず中域・ボーカルが前に出てきました。その結果、高域はさらに控えめに感じ、全体的にはより低めに重心が下になったようです。
全体的に音の丸み・滑らかさがより強調され、音の暖かみをより濃く感じます。
インストゥルメンタルノズル
最後にインストゥルメンタルノズルに変えて聴きました。
3つの中では最も明るい、高域の伸びがある音になりました。低域の重みは少し減りましたがまだ中高域よりも強めです。高域、特にヴァイオリンの存在感が高まります。また、女性ボーカルも煌びやかに感じれますので女性ボーカル曲との相性もいいですね。
他2つよりかは音の輪郭ははっきりとして鋭さがあり、ややスピード感ある音になっています。もう少しシャープにクリアに聴きたい時に良いノズルです。
3つのノズルそれぞれ多少の違いはあれど、基本的には滑らかで空気の震え・揺らぎの表現が独特なイヤホンに思いました。なかなか個性的で面白いです。
AAW Z02, Maestraudio MA910SR DCとの比較
今回は価格の近いこれらとの比較です。

| TWISTURA WOODNOTE | AAW Z02 | Maestraudio MA910SR DC | |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | ユニット構成:10mmデュアル・マグネティック&デュアル・リアチャンバーユニット ダイヤフラム:ウッドドーム・コンポジットダイヤフラム | 10mmグラフェン・ダイナミックドライバー 小型プラナー・マグネティック・ツイーター | ハイブリッド型 10mm径グラフェンコートダイナミックドライバー×1 9mm径RST(Reactive Sympathetic Tweeter)×1 |
| インピーダンス | 18Ω ±15% (@1kHz) | 18Ω | 16Ω |
| 音圧感度 | 125dB/Vrms(@1kHz) | 105dB | 106dB |
| 再生周波数帯域 | 周波数特性範囲:8Hz -21kHz (IEC61094、Free) 有効周波数範囲:20Hz -20kHz (IEC60318-4、-3dB) | 10Hz – 40kHz | 20Hz~40KHz |
| 参考価格(e☆イヤホン 2025/06/27現在) | ¥21,780 税込 | ¥23,240 税込 | ¥17,820 税込 |
2万円付近のイヤホンです。Maestraudio MA910SR DC のみ、接続は Pentaconn ear です。
TWISTURA WOODNOTE vs AAW Z02
この2本は音の傾向・キャラクター・味付けがかなり異なります。AAW Z02 は全体的に輪郭が鋭く、余韻は少なくスピーディ、高域が強めで鋭く、全体的に分離感が非常に高いです。一方、WOODNOTE は先に書いたように低域が重く、全体的に滑らかでゆったりとした空気感です。
Z02 の後に WOODNOTE を聴くとその聴きやすさ、アナログ感、ナチュラル感は如実に感じます。この2本はデジタルとアナログかといったぐらい違うので好みで分かれると思います。個人的には Z02 ロックはドンピシャなのですがそれ以外では鋭すぎるので WOODNOTE の方が安心して聴けて良いです。
TWISTURA WOODNOTE vs Maestraudio MA910SR DC
この2本はどちらも木が使われている、弦楽器の再現性が高いという点で似ています。他にも音の輪郭が滑らか、音に空気感が纏っているような部分も共通して感じられます。その中でも MA910SR DC は音の”伸び”が強め、高域の方がより強めで得意、特にヴァイオリンの表現が上手です。一方、WOODNOTE は音の”広がり”が強め、低域の方がより強めで得意、特にベース・コントラバスの表現が上手に感じました。伸びか広がりか、高域か低域かで違いがありますね。ここもまた好みで分かれると思います。
おすすめイヤーピース・リケーブル
装着感を高め、より漏れなくメリハリのあるサウンドにするおすすめのイヤーピース・リケーブルです。
イヤーピースは radius ディープマウントイヤーピース ZONE にしました。背が高めの独自の形状とペタペタとした質感でフィット感が大きく向上します。より耳と密着することで WOODNOTE の低音をより臨場感高く聴くことができます。
リケーブルは NICEHCK DuskSky にしました。6N純銀+7N銀メッキ銅+銀メッキ高導電性銅+導電性繊維+銀メッキ焼きなまし銅となかなか豪華な素材のケーブルです。低域の広がりと高域の伸び、全体の解像度を高めて音のメリハリを高めてくれます。柔らかくて使いやすいのもおすすめポイントです。

TWISTURA WOODNOTE まとめ
振動板が木製というなかなか個性的なイヤホンでした。そのサウンドは独特な空気感があり、このイヤホンだからこそ出せる音があります。ぜひ一度お試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた次の記事で !






