こんにちは ! 今回は先日購入した有線イヤホン DITA Prelude のレビューです。DITA の製本は本サイトでは初めてのレビューです。今回の Prelude は “DITA ブランドの中では”価格が低め、かつ個性的なビジュアルと独自の内部構成で注目を集めています。筆者もこれを機にDITAの一端を感じたく購入しました。ぜひ最後までご覧ください。
今回比較しているイヤホンはこちらです。
DITA Prelude おすすめポイント

- QDITA Prelude の特徴は ?
- A
- アルミニウム切削筐体で上品なデザイン
- 伸びやかなボーカル・高域、しっかり沈み迫力ある低域、解像度・分離感高くスッキリ晴れやかなサウンド・広大なボーカルステージ
- USB Type-C DAC付属
- リケーブル対応(フラット 0.78mm 2Pin)
DITA Prelude 製品情報
新開発「Twin-Baffle(ツインバッフル)ドライバー」搭載
新たな機構設計で、驚くほど明瞭なボーカルと圧倒的なサウンドステージを実現DITAが培ってきたTruthドライバーの技術に、フラッグシップモデル「Ventura(ベンチュラ)」の先進設計思想を取り入れ、新世代の「Twin-Baffle(ツインバッフル)ドライバー」を新開発。
デュアルマグネットによる強力な駆動力と、ツインバッフル機構による緻密な中音域制御が、リニアで力強いレスポンスを生み出し、アタックは鋭く、減衰は極めてナチュラル。そして驚くほど明瞭なボーカルと目の前に広がる圧倒的なサウンドステージを実現しました。DITAらしい開放的で心地よい抜け感を実現したことで、あらゆる音が“そこにある”かのようなリアリティを感じられ、今までの音楽体験を一新します。
高剛性アルミニウム切削筐体
Prelude専用設計ケーブル
最大32bit/384kHzのHi-Res対応DAC-Ampドングル「ANTE」を付属
DITA select イヤーピース2種類付属
スペック(イヤホン)
製品名:DITA Prelude
ドライバー:10mm Twin-Baffle Driver Architecture
周波数特性:20Hz – 20KHz
インピーダンス:32Ω±15% @ 1kHz
感度:108db/mW @ 1kHz
ケーブル:1.2m
線材:高純度OFC
イヤホン側端子:2PIN
プレーヤー側端子:3.5mmスペック(ANTE DAC-Ampドングル)
DITA AUDIO JAPAN https://ditaaudio-japan.com/products/prelude より
製品名:ANTE
ケーブル端子:USB Type-C
デコードレート:最大32-bit / 384kHz
動作電圧:5.00V ± 0.25V
動作電流:スリープ時:1.5mA スタンバイ時:30mA ± 5mA アクティブ時:45mA ± 5mA
周波数特性:20Hz – 20KHz
ドライバーはDD1基ですが、その機構は独自の Twin-Baffleドライバー となっています。これにより力強いレスポンス・鋭いアタック・ナチュラルな減衰・明瞭なボーカル・圧倒的なサウンドステージと他のDITAらしい澄んだサウンドが期待できます。
また、USB Type-C DACも付属しています。これによりPC/スマートフォン等でも使用可能です。お得なセットですね。
ギャラリー

内容物はこちらです。
- 本体
- ケーブル
- イヤーピース 4サイズ + 3サイズ 2種
- USB Type-C DAC ANTE
- セミハードケース
やはりDACも入っているのはお得感がありますね。それぞれの付属品も良い質感です。

イヤーピースはシリコンタイプの2種が付属しています。異なる形状で音質も異なる傾向になります。どちらもしっとりとして程よくフィットし、使いやすいです。
- final TYPE-E 完全ワイヤレス仕様イヤーピース 4サイズ(S / M / L / LL)
- 背は低め、口径は広め、軸は柔らかい、しっとり、抜けのいいサウンド
- フロストシリコンイヤーピース 3サイズ(1 / 2 / 3 )
- 背は高め、口径は小さめ、軸は硬い、しっとり、密閉感高く低音強く

ケーブルは真っ白なツイスト構造のケーブルです。(極細OFC導体(0.08mm×20本/芯)) やや硬めで癖はありますが、特に問題なく使えます。

こちらが本体です。落ち着いた、上品なレッドとホワイトの組み合わせは大人な雰囲気を感じられます。フェイスプレートのロゴは立体的になっており、なんとも珍しいですね。ロゴは音楽記号「Gruppetto」で装飾音を表しているとのこと。

本体はアルミ筐体です。ひんやりと、サラサラとしていて重みも感じます。(片側本体のみ 7gでした。)やや大きめですが滑らかな曲線は耳に沿うようになっています。

ケーブル接続はフラットな0.78mm 2Pinです。

付属の DAC 「ANTE」は USB Type-C to 3.5mm で最大32bit/384kHzに対応しています。本体同様、レッドのアルミボディです。おしゃれかつコンパクトなサイズ感で持ち運びしやすいです。

耳につけるとこのようになります。やや大きめで飛び出しも少しあります。ワインレッドのボディはエレガントな雰囲気を出してくれます。
レビュー
装着感
程よいフィット感です。やや大きめですがスッとフィットしてくれます。筆者は耳が大きめですが、耳が小さめの方でも、イヤーピースを小さめにすれば問題なく使えるのではと思います。ただし重さはそこそこあり、軽やかな装着感ではないのでそこは好みによりますね。
音質
(SONY NW-WM1AM2 で再生。イヤーピース・ケーブルは付属のものを使用。)
音質イメージはこちらです。
明るく伸びやかなボーカル・高域、アタック感の強い低域
一聴して感じる印象はともかくボーカルと高域が伸びやかで晴れ晴れとしています。特に女性ボーカルやアコースティックギターは伸び伸びとしていて気持ちが良いです。高域も伸びよく詰まったような感じはなく、かつギリギリ刺さるような感じもありません。
一方、低域もしっかりと強くなかなかに重めです。ドラムやベースはしっかりと腰のある響きで迫力も十分です。(好みの問題ですが)ポップスや軽快な楽曲では(ボーカル・高域が伸びやかなだけに)この低域の重量感がややオーバー気味に感じるかもしれません。(例えば宇多田ヒカル)
歯切れ良く、解像度・分離感高いサウンド
全体の雰囲気は余韻が控えめで音の輪郭がはっきりとしています。解像度・分離感ともに高く細かな音粒も感じられるタイプです。低・中・高どこでもスピーディに感じられます。キレの良いサウンドが好みの方には相性ピッタリですね。
広大なボーカルステージ
上にも書いたようにボーカル・中域・高域は特に広がりよく広大なサウンドステージが感じられます。低域は下に、残りは左右に上に広がるようです。明るい雰囲気かと思いきやしっかりと迫力も感じられます。
DAC「ANTE」でも高解像度迫力サウンド
付属DAC「ANTE」を通して聴いてみると、イヤホン単体でも感じたような低域の沈み込みや重み・ボーカルの広がりが感じられました。他のイヤホンでも試してみると、解像度高く、特に低域のアタック感をなかなかに強く感じます。濃い味付けで、Prelude 以外で使うには相性で合う合わないがありそうです。
まとめ
伸びやかな中・高域に深い低音もあり、解像度・分離感も高く、苦手なジャンルがあまりない、万能で聴きやすい・使いやすいサウンドに感じました。スッキリ明るいサウンドが好き、でも迫力もそこそこ欲しいといった場合におすすめです。
Melody Wings Venus, 水月雨(MOONDROP) Kadenz, TRUTHEAR NOVA との比較
今回は価格の近い3つとの比較です。

| DITA Prelude | Melody Wings Venus | 水月雨(MOONDROP) Kadenz | 水月雨(MOONDROP) 星光 – Star Light | |
|---|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | 10mm Twin-Baffle Driver Architecture | 3バランスド・アーマチュア+10mmダイナミックドライバ | 10mm-第2世帯ULT ダイナミック | マグネシウムリチウム合金+ デュアル磁気回路 ダイナミックドライバー |
| インピーダンス | 32Ω±15% @ 1kHz | 32Ω @1kHz | 35Ω±15%(@1kHz) | 15Ω±15%(@1kHz) |
| 音圧感度 | 108db/mW @ 1kHz | 108dB/mW @1kHz | 122dB/Vrms(@1kHz) | 123dB/Vrms(@1kHz) |
| 再生周波数帯域 | 20Hz ~ 20KHz | 20Hz~20kHz | 8-21,000Hz | 12Hz-22,000Hz |
| 接続方式 | 3.5mmケーブル + USB Type-C DAC「ANTE」 | 3.5mm/4.4mm/USB Type-C マルチプラグケーブル | 4.4mmケーブル + 4.4mm to 3.5mm変換 + 4.4mm to USB Type-C 変換 | 4.4mmケーブル + USB Type-Cケーブル |
| 参考価格(e☆イヤホン2025/08/09現在) | ¥29,800 税込 | ¥27,980 税込 | ¥26,910 税込 | ¥27,000 税込 |
3万円弱のイヤホンです。ドライバーは Venus だけ BAを含み、それ以外は DD のみの構成です。また、どれも付属品で USB Type-C 接続できるというもの共通点です。
vs Melody Wings Venus
音のバランス・雰囲気は似ており、どちらも中域・高域が澄んで見晴らしが良いです。その中でも Prelude の方がより音はタイトです。さらには細かな音の質感が異なり、Venus は滑らか、Prelude は硬い印象です。女性ボーカルの歯切れの良さは Prelude にはありますが、楽器音の自然さが Venus にはありますね。どちらも上品なサウンドですが、より滑らかな・艶やかなサウンドであれば Venus, よりくっきりはっきりとしたサウンドであれば Prelude が好みに合うと思います。
vs 水月雨(MOONDROP) Kadenz
こちらもまた雰囲気似たもの同士です。どちらも輪郭ははっきりしていますが Kadenz の方がやや滑らかで淀みない印象です。違いは低音で、Kadenz の方が低音は優しめで、軽やかです。(Preludeと比べると)タイトでスッキリしていますね。Prelude の低音はそれよりかはアタック感強く重さも感じられます。沈み込みもより感じられます。Kadenz はシルキーで軽やかなサウンド、Prelude は味濃いめのサウンドといったところでしょうか。
vs 水月雨(MOONDROP) 星光 – Star Light
こちらは雰囲気から異なり、星光は全体的に圧があり(Prelude もそれなりに濃いですがさらに)音が濃いです。過去にも言っていますがギラギラなサウンドです。Preludeよりも音の輪郭に広がりが感じられ、音が詰まっているような感じもあります。その後にPreludeを聴くと非常にスッキリしています。細かな音粒を聴くにはPreludeは良いですが、個人的には星光のギラギラサウンドは好きで手放せません。
DITA Prelude におすすめイヤーピース・リケーブル
イヤーピースは LEPIC nuon 空間音響イヤーピース clear にしました。過去にも紹介していますが、空間を広くclearに、そして迫力も増してくれるイヤーピースです。Prelude の良さをより高めてくれます。
リケーブルは SoundsGood Eidos にしました。銀メッキ無酸素銅+高純度単結晶銅+グラフェンのケーブルです。明るく透明感のある中高域、エネルギッシュなサウンドで Prelude にぴったりのケーブルです。

DITA Prelude まとめ
- QDITA Prelude の特徴は ?
- A
- アルミニウム切削筐体で上品なデザイン
- 伸びやかなボーカル・高域、しっかり沈み迫力ある低域、解像度・分離感高くスッキリ晴れやかなサウンド・広大なボーカルステージ
- USB Type-C DAC付属
- リケーブル対応(フラット 0.78mm 2Pin)
DITAの中ではエントリー価格となる Prelude でしたがそのビジュアルとサウンドは丁寧な作りに思いました。バランスの良い澄み渡るサウンドをぜひ一度お試しください。
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