こんにちは ! 今回は先日購入した有線イヤホン final A2000 のレビューです。A~ といえば本サイトでも A5000、A6000 と購入・レビューしてきた Aシリーズの最新作です。しかも1万円以下と、その中でも最も低価格です。結論、価格以上に良いイヤホンですのでぜひ最後までご覧ください。
今回比較しているイヤホンはこちらです。
本サイトでレビューしている他の final 製品はこちらです。
final A2000 おすすめポイント

- Qfinal A2000 の特徴は ?
- A
- 非常にコンパクトで軽量なボディはストレスなくフィット
- 1万円以下ながら凄まじく高い解像度と分離感。スピーディでクリアで澄み渡るサウンド。
- 0.78mm 2Pin リケーブル対応
final A2000 製品情報

final A2000 は Aシリーズの中では最も低価格の有線イヤホンです。その前には A10000 があり、その後の A2000 とハイエンドからエントリーまで揃っています。このA2000は1万円未満ながらお馴染みの 「f-Core DU」ドライバーを搭載し、さらにはリケーブルにも対応と隙のない製品です。
| 筐体 | ABS樹脂 |
|---|---|
| ドライバー | ダイナミック型(f-Core DU) |
| コネクター | 2Pin |
| ケーブル | OFCブラックケーブル |
| 感度 | 99dB/mw |
| インピーダンス | 19Ω |
| 質量 | 20g |
| コード長 | 1.2m |
ギャラリー

内容物はこちらです。
- 本体 + 2Pin 3.5mmケーブル
- TYPE E イヤーピース 5サイズ
- イヤーフック (TYPE B)
シンプルなセットです。他のfinal イヤホンではお馴染みの本体ケース、イヤーピースのケースも付属していません。

イヤーピースは final お馴染みの TYPE E です。程よい柔らかさでスッとフィットしてくれる使いやすいイヤーピースです。

ケーブルも他のfinal製品同様のシンプルなブラックのOFC(無酸素銅)ケーブルです。細くしなやかで使いやすいです。

こちらが本体です。Aシリーズお馴染みの独特な形状です。表面はシボ加工がされ、高級感ありつつ手触りも良く、指紋が目立たなくなっています。

デザインは他のAシリーズとは異なり、初めての2トーンのカラーリングです。これまでのfinalにはなかった鮮やかなブルーが内側になっており、ポップさもありますね。
本体はコンパクトで非常に軽く、測ると 2g ! (片側本体のみ) でした。

ケーブル接続は 窪みのある 0.78mm 2Pin です。

実際に耳につけるとこのようになります。小型の本体はすっぽりと耳にはまり、スッキリとした見た目です。内側のブルーは耳につけたときは見えないですね。イヤーフックなしで耳にかけてもいいですね。

A5000, A6000 と並べるとこのように、見た目の形状はほぼ同じですね。
レビュー
装着感
final A6000、 A5000同様、非常に良い装着感です。非常に軽くコンパクトな本体は耳への負担が少なく、軽い装着感で長時間つけていられます。耳が小さめの方にもおすすめできます。大きめのイヤーピースをつければある程度ですが遮音性は高まります。
音質
音質のイメージグラフはこちらです。
final A2000 を聴いた第一印象は、この価格にしては高すぎる解像度と整理整頓力です。音の輪郭がキリッと立ち、細かな音粒を漏らさずしっかり拾ってくれます。派手に盛るというよりは、楽曲をそのままの質感で、スパッと明快に聴かせてくれます。
驚異的に細かな音粒とクリアさ
まず印象に残るのは、音の粒の細かさと透明感です。情報量が多い曲でも各パートが混ざりにくく、全体が整頓されて聴こえます。兎にも角にもクリアで、ボーカルやシンセの輪郭もくっきりです。細かく聴きたい方には打ってつけです。
高い解像度・分離感
分離感も非常に高く、音数が増えてもごちゃつきません。定位感も良好で、左右の配置が分かりやすいのが気持ちいいですね。音場の広さは“そこそこ”であまり広大な感じはないですが、過度に誇張せず自然にまとまった印象です。
シャープで硬め、エッジの効いた質感
サウンドの質感は硬めでシャープ。アタックが速く、輪郭が立つので、キレよく聴きたいロックや打ち込み系にも合います。余韻は短めでドライ、タイトに収束していくため、濃厚なウェットさや空気感を求める人には少しあっさり目に感じるかもしれません。また、女性ボーカルやシンバルの高域がやや荒いかなと思うこともあり、少しの刺々しさも感じました。ここは価格なりに感じた部分であり、好みが分かれそうです。
フラット寄り+わずかに低域の重み
帯域バランスは満遍なくフラット寄りで、そこにわずかに低域の重みがあるように感じました。低域は弾力があり、ノリ良く弾むようです。低域も高域もよく出る一方、先に書いたように高域が曲や音量によってはやや強く感じ、刺々しさが出ることもありました。耳当たり重視なら、イヤーピースや装着の深さで整えると印象が変わりそうです。
まとめ
final A2000 は、細やかな音粒・高い解像度と分離感・シャープでエッジの効いた質感が魅力の有線イヤホンです。あまり誇張せずに明快に鳴らしてくれるようで、A5000 にも通じるところがあるように感じました。あらゆるジャンルにあいますが、特に音数が多い曲やスピーディな曲で真価を発揮します。透明感と解像度、分離感を重視して選びたい方におすすめです。
水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF、Maestraudio MAPro1000 II との比較
価格の近いこの2つとの比較です。

| final A2000 | 水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF | Maestraudio MAPro1000 II | |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | ダイナミック型(f-Core DU) | 10mmデュアルチェンバー高性能ダイナミックドライバー | ハイブリット型 ・10mm径グラフェンコートダイナミックドライバー ・5.8mm径RST(Reactive Sympathetic Tweeter) |
| インピーダンス | 19Ω | 30Ω±15%(@1kHz) | 22Ω |
| 音圧感度 | 99dB | 118dB/Vrms(@1kHz) | 111 dB SPL/mW |
| 再生周波数帯域 | メーカー情報なし | 12Hz-60kHz(IEC61094, Free Field) | 20Hz ~ 40,000Hz |
| 参考価格(e☆イヤホン 2026/01/10 現在) | ¥9,800 税込 | ¥8,550 税込 | ¥11,880 税込 |
相対的な音質イメージグラフはこちらです。
水月雨(MOONDROP) 蘭 II – REF との聴き比べについては 蘭 II – REF のレビューにある通りです。
一方、final A2000 と比べると、A2000 はより解像度・分離感高く、音の粒はくっきりとして硬い印象です。聴き比べると A2000 はより正確でバランス的にもフラットですがやや刺々しさも感じます。 蘭 II – REF は解像度・分離感は(A2000よりは)やや低いものの十分にあり、その中で音粒の耳馴染みがよく、心地よいサウンドです。
https://clearheadphones.com/2025/12/27/moondrop-lan-ii-ref/#toc13 より
Maestraudio MAPro1000 II と聴き比べると A2000 の解像度と分離感の高さが際立ちます。MAPro1000 II も非常に解像度が高いですが、A2000よりも滑らかで丁寧、ややスローな印象もあります。バランスとしては MAPro1000 II の方が高域が伸び良く棘がなく聴きやすいです。また、分離感はA2000の方がありますが、MAPro1000 II は空間の広がりを感じます。しっとりとした曲なら MAPro1000 II の方が合いますね。
final A2000 におすすめのイヤーピース・リケーブル
空間の広がりとダイナミックさを感じられるようなイヤーピース・リケーブル例です。
イヤーピースは AZLA SednaEarfit mithryl にしました。金属コア入りのイヤーピースですが、こちらはより艶やかさと空間の広がりが感じられます。A2000の高域の荒さが抑えられ、伸びのいい綺麗な高域になり聴きやすくなりました。
リケーブルは SoundsGood Blhwt にしました。純銀 + 銅銀合金 + 銀メッキ無酸素銅のハイブリッドケーブルです。A2000 よりも高価ですがシャープさとダイナミックさが加わり、より爽快なサウンドを楽しめます。

final A2000 まとめ
- Qfinal A2000 の特徴は ?
- A
- 非常にコンパクトで軽量なボディはストレスなくフィット
- 1万円以下ながら凄まじく高い解像度と分離感。スピーディでクリアで澄み渡るサウンド。
- 0.78mm 2Pin リケーブル対応
finalお馴染みの Aシリーズ で最も安価ではありますが、さすがは final、しっかりとしたクオリティです。有線イヤホン入門としても、手軽に使えるサブとしてもいいアクセントになるはずです。ぜひお試しください。
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