有線ピヤホン3 vs 有線ピヤホン5 vs 有線ピヤホン6 徹底比較 ピヤホンシリーズの選び方まとめ | サク見レビュー

5.0
(左から)有線ピヤホン3/5/6 イヤホン・ヘッドホン

ピエール中野氏監修のピヤホンシリーズから生まれた有線イヤホン3モデル、有線ピヤホン3(Hi-Unit 001-pnk)・有線ピヤホン5(Hi-Unit 003-pnk)・有線ピヤホン6(Hi-Unit 006-pnk)を実際に聴き比べてまとめました。価格帯はそれぞれ ¥22,000・¥41,800・¥57,200 と異なり、音の方向性もそれぞれ個性があります。

本記事では3モデルのスペック比較・音質比較・装着感・選び方の指針について記載しています。各製品の詳細レビューはそれぞれの個別記事もあわせてご覧ください。

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ゆーき

社会人ソフトエンジニア&オーオタ。オーディオ沼に浸かり始めて数年。解像度の高いイヤホンが特に好み。聴く音楽はJ-POP・ロックが多め。9mm Parabellum Bullet・King Gnu・宇多田ヒカル・福山雅治等々。

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有線ピヤホン3 / 5 / 6 比較まとめ

(左から)有線ピヤホン3/5/6
有線ピヤホン3有線ピヤホン5有線ピヤホン6
一言キレと生々しさのモニタリング派迫力と解像度のリスニング派クリアで聴き込むほど好きになる自然派
参考価格(e☆イヤホン)(価格は変動することがあります)¥41,800 税込¥57,200 税込¥22,000 税込
  • 有線ピヤホン3 (Hi-Unit 001-pnk) : キレのある低域と高い解像度が光る、生々しい臨場感のサウンド
    • 向いている人 : ロック・ジャズなど生楽器系ジャンルをくっきりと聴きたい方、モニタリング用途にも使いたい方
    • 向いていない人 : EDM 中心の方、大人しめ・軽やかなサウンドが好みの方
  • 有線ピヤホン5 (Hi-Unit 003-pnk) : 全帯域に渡る圧倒的な解像度と迫力ある低音、リスニング特化のサウンド
    • 向いている人 : ロック・メタル・EDM で迫力ある低音と高解像度を楽しみたい方、各楽器を細かく聴き込みたい方
    • 向いていない人 : 明るい女性ボーカルをポップに楽しみたい方、フラットなモニタリングが好みの方
  • 有線ピヤホン6 (Hi-Unit 006-pnk) : クリアで自然な帯域バランス、聴けば聴くほど好きになる親しみやすいサウンド
    • 向いている人 : ロック・EDM・アニソンなど音数が多い曲をクリアに楽しみたい方、解像度の高いサウンドが好みの方
    • 向いていない人 : ゆったり滑らかに聴きたい方、ずっしり重い低音の迫力が欲しい方

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Hi-Unit
¥57,200 (2026/05/15 17:50時点 | Amazon調べ)
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スペック比較

有線ピヤホン3
(Hi-Unit 001-pnk)
有線ピヤホン5
(Hi-Unit 003-pnk)
有線ピヤホン6
(Hi-Unit 006-pnk)
ドライバー構成ダイナミックドライバー(ベリリウムコーティング振動板)ダイナミックドライバー(デュアル磁気回路)ダイナミックドライバー(PU+LCP複合振動板)10mm
インピーダンス16Ω18Ω32Ω
音圧感度102dB±3dB108dB108dB
再生周波数帯域20Hz〜20,000Hz20Hz〜20,000Hz20Hz〜20,000Hz
筐体材質アルミ合金アルミ合金樹脂
ケーブル接続0.78mm 2Pin0.78mm 2Pin0.78mm 2Pin
参考価格(e☆イヤホン)(価格は変動することがあります)¥41,800 税込¥57,200 税込¥22,000 税込

3モデルともダイナミックドライバー搭載の有線イヤホンで、ケーブル接続も同じ 0.78mm 2Pin です。大きな違いはドライバーの設計・筐体素材・価格帯です。有線ピヤホン3・5はアルミ合金の金属筐体、6は樹脂製となり軽量化されています。

各モデルの特徴

有線ピヤホン3 (Hi-Unit 001-pnk) : キレのある低域と生々しい臨場感

Hi-Unit 有線ピヤホン3(Hi-Unit001-pnk)
Hi-Unit 有線ピヤホン3(Hi-Unit001-pnk)
比較対象製品
Hi-Unit 有線ピヤホン3
周波数特性
周波数特性グラフ Hi-Unit 有線ピヤホン3の周波数特性を比較したグラフです。横軸は低域から高域までの周波数帯域、縦軸は音の量を示します。 少ない 普通 多い 低域 中低域 中域 中高域 高域
音質評価
音の輪郭
鋭い 滑らか
空間の広さ
狭い 広い
余韻
少ない 多い
解像度
低い 高い
分離感
低い 高い
雰囲気
繊細 迫力
凡例
Hi-Unit 有線ピヤホン3

低域: ベリリウムコーティング振動板の素材特性が生み出す、キレのある低音が特徴です。ドラムのアタック感・ベースラインのキレがしっかり感じられ、だらしなく膨らむことなくメリハリのある存在感があります。

中域・高域: 中域は低域と同等の存在感でクリアに前に出てきます。高域は刺さらず伸びやかで、長時間のリスニングでも疲れにくいです。各パートをくっきりと描き出す高解像度と、押しのある生々しさがリアルなサウンドにしてくれています。

全体的な印象: リスニング用途はもちろん、過度な味付けのないサウンドはモニタリング用途にも対応可能で、プロにも使われている実績があります。ロック・ポップス・ジャズとの相性が特に良く、生楽器系ジャンルで真価を発揮します。

有線ピヤホン5 (Hi-Unit 003-pnk) : 迫力と解像度が両立した極まったサウンド

Hi-Unit 有線ピヤホン5(Hi-Unit003-pnk)
Hi-Unit 有線ピヤホン5(Hi-Unit003-pnk)
比較対象製品
Hi-Unit 有線ピヤホン5
周波数特性
周波数特性グラフ Hi-Unit 有線ピヤホン5の周波数特性を比較したグラフです。横軸は低域から高域までの周波数帯域、縦軸は音の量を示します。 少ない 普通 多い 低域 中低域 中域 中高域 高域
音質評価
音の輪郭
鋭い 滑らか
空間の広さ
狭い 広い
余韻
少ない 多い
解像度
低い 高い
分離感
低い 高い
雰囲気
繊細 迫力
凡例
Hi-Unit 有線ピヤホン5

低域: デュアル磁気回路により有線ピヤホン3からさらに進化した、圧倒的な量感と表現力が最大の特徴です。ドラム・ベースが存在感たっぷりに響き、それでいてボワつかずキレも十分です。

解像度・分離感: 全帯域にわたる非常に高い解像度で、下から上まで漏らさず鳴らし切ります。1音1音の輪郭が研ぎ澄まされており、この迫力と解像度の共存が絶妙なバランスです。

全体的な印象: 音粒はキリッとしており、スッキリしすぎない適度な余韻が特徴的です。特にロック・メタル・EDM と相性が良く、ギターのピッキング・スタジオ録音・ライブ音源いずれも高解像度で楽しめます。

有線ピヤホン6 (Hi-Unit 006-pnk) : クリアで自然、聴き込むほど好きになる

Hi-Unit 有線ピヤホン6(Hi-Unit006-pnk)
Hi-Unit 有線ピヤホン6(Hi-Unit006-pnk)
比較対象製品
Hi-Unit 有線ピヤホン6
周波数特性
周波数特性グラフ Hi-Unit 有線ピヤホン6の周波数特性を比較したグラフです。横軸は低域から高域までの周波数帯域、縦軸は音の量を示します。 少ない 普通 多い 低域 中低域 中域 中高域 高域
音質評価
音の輪郭
鋭い 滑らか
空間の広さ
狭い 広い
余韻
少ない 多い
解像度
低い 高い
分離感
低い 高い
雰囲気
繊細 迫力
凡例
Hi-Unit 有線ピヤホン6

低域: やや濃いめで量感は十分ながらもたつかず、リズムが自然と体に入ってくるスピーディーな低音です。全体のバランスを崩さない絶妙な塩梅です。

中域・高域: 中域・ボーカルはやや近く、クリアで伸びが良く明瞭に聴こえます。高域も伸び良いですが過度にキラキラした感じではなく、自然な粒立ちで他の帯域としっかり馴染んでいます。刺さりもなく長時間聴いていても疲れない高域です。

全体的な印象: PU+LCP複合振動板の10mm ダイナミックドライバーにより、クリアかつ情報量豊かなサウンドを実現しています。最大の魅力は「味付け過多でない自然な帯域バランス」で、聴き始めはシンプルに感じても聴くほど好きになるサウンドです。3モデルの中では最もコンパクト・軽量で装着感も快適、ロック・EDM・アニソンなどテンポの速い曲との相性が抜群です。

総合比較

音質傾向で比較

3モデルはそれぞれサウンドの方向性が明確に異なります。

低域: 最も量感と迫力があるのは有線ピヤホン5。有線ピヤホン3は重みとキレを兼ね備えた存在感のある低域。有線ピヤホン6はやや濃いめながらスピーディーで自然な低域です。

解像度・分離感: 有線ピヤホン5が最も高く、1音1音の輪郭が研ぎ澄まされています。有線ピヤホン3も十分に高解像度。有線ピヤホン6もクリアな高解像度で音数の多い曲でもごちゃつきません。

全体の方向性: 有線ピヤホン5はリスニング特化・有線ピヤホン3はリスニングとモニタリングを兼ねる・有線ピヤホン6はクリアで聴きやすいバランスという印象です。

音質まとめ表

観点有線ピヤホン3有線ピヤホン5有線ピヤホン6
低域の量感中(重みとキレ)大(圧倒的な迫力)中(スピーディー)
解像度・分離感高い最も高い高い
音の輪郭・質感キレがありリアル研ぎ澄まされた輪郭クリアで自然
音場の広がりやや広め低域が広く展開自然なコンパクトさ
方向性リスニング+モニタリングリスニング特化万能・バランス重視
合うジャンルロック・ジャズ・ポップスロック・メタル・EDMロック・EDM・アニソン

価格で比較

有線ピヤホン6(¥22,000)が最もリーズナブルで、価格を考えると非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。有線ピヤホン3(¥41,800)は中間、有線ピヤホン5(¥57,200)が最上位です。

装着感で比較

有線ピヤホン6は樹脂製でコンパクト・軽量、長時間の装着でも疲れにくいのが強みです。有線ピヤホン3・5はアルミ合金製でしっかりとした金属の質感と安定したフィット感を提供しますが、やや重みを感じます。3モデルとも遮音性は高く、音楽への没入感は十分確保されています。

デザインで比較

(左から)有線ピヤホン3/5/6
(左から)有線ピヤホン3/5/6
(左から)有線ピヤホン3/5/6
(左から)有線ピヤホン3/5/6

3モデルともシリーズの象徴であるブラック×ゴールドのデザインで統一感があります。有線ピヤホン3・5はアルミ合金削り出しのヘビーなデザイン、有線ピヤホン5は「金継ぎ」モチーフのゴールドが増量されたゴージャスな印象。有線ピヤホン6は樹脂製でありながらスタイリッシュで、3モデルの中では最もスッキリとした印象です。

付属ケーブルで比較

(左から)有線ピヤホン3/6/5 付属ケーブル
(左から)有線ピヤホン3/6/5 付属ケーブル

3モデルすべて OFC 銀メッキケーブルが付属しており、接続は共通して 0.78mm 2Pin です。

  • 有線ピヤホン3 : やや太めで柔らかくしなやか。ブラック×ゴールドのデザインにしっかり合った配色。3.5mm アンバランス仕様。
  • 有線ピヤホン5 : 有線ピヤホン3と同じ OFC 銀メッキケーブル。ブラック×ゴールドのクールなデザインで統一感あり。3.5mm アンバランス仕様。
  • 有線ピヤホン6 : 本機から新たに採用された細くしなやかなケーブルで、取り回しが良く日常使いに適しています。3.5mm アンバランス仕様。

3モデルともバランスケーブルは付属しませんが、いずれも 0.78mm 2Pin 対応のため市販のバランスケーブルに交換して楽しむことができます。有線ピヤホン3 のクラウドファンディングでは特典としてバランスケーブル「Hi-Unit 龍柱 4.4mm」が付属しており、現在は単体でも販売されています。有線ピヤホン5 向けには後継の「Hi-Unit RYUCHU2(龍柱2)4.4mm」が Hi-Unit より発売されており、有線ピヤホン6 にも相性良く使えます。

どのモデルを選ぶべき?

コスパ重視・ピヤホン入門には → 有線ピヤホン6

¥22,000 という価格で高解像度・高分離感のクリアなサウンドが手に入ります。ピヤホンシリーズを初めて試す方・コストパフォーマンスを重視する方・ロック・EDM・アニソンなどテンポの速い曲をメインに聴く方に最適な入門モデルです。

モニタリングも・リスニングも両立したい → 有線ピヤホン3

キレのある低域と高い解像度・生々しい臨場感で、リスニング用途はもちろかモニタリングにも対応できる万能さが魅力です。生楽器系ジャンル(ロック・ジャズ・ポップス)が好きで、過剰な味付けのないリアルなサウンドを求める方に向いています。価格・性能のバランスも申し分ありません。

迫力ある低音と最高峰の解像度を求めるなら → 有線ピヤホン5

ピヤホンシリーズの音質の頂点を求めるならこれ一択です。圧倒的な低音の量感とキレ、全帯域に渡る高解像度は他のモデルを一段超えています。ロック・メタル・EDM を最高の音質で楽しみたい方、有線ピヤホン3から明確なアップグレードを体感したい方に最もおすすめです。

有線ピヤホン3 / 5 / 6 比較まとめ

有線ピヤホン3・5・6の3モデルを比較してきました。

  • 有線ピヤホン6 (¥22,000) : クリアで自然なバランス、コスパ抜群の入門〜中級モデル
  • 有線ピヤホン3 (¥41,800) : キレと生々しさのバランスが光る、リスニング・モニタリング兼用の万能派
  • 有線ピヤホン5 (¥57,200) : 迫力ある低音と最高峰の解像度、リスニング特化のフラッグシップ

3モデルともブラック×ゴールドのデザインと 0.78mm 2Pin リケーブル対応という共通点を持ちながら、価格・音質の方向性はそれぞれ明確に異なります。予算と好みのサウンドに合わせて選んでみてください。可能であれば実際に試聴してから購入することをおすすめします。

各製品の詳細レビューはこちらです。

Hi-Unit 有線ピヤホン3 (Hi-Unit 001-pnk) レビュー キレ良く生々しい、モニタリングもこなす有線イヤホン(2026年再レビュー) | サク見レビュー
Hi-Unit 有線ピヤホン3(Hi-Unit 001-pnk)有線イヤホンレビュー。キレのある低域と生々しい臨場感、高解像度サウンドが魅力。4万円台でロック・ジャズ好きやモニタリング用途にもおすすめ。
有線ピヤホン5 (Hi-Unit 003-pnk) レビュー ピヤホンの最高到達点。【2026年RYUCHU2(龍柱2)追記】 | サク見レビュー
有線ピヤホン5(Hi-Unit 003-pnk)有線イヤホンレビュー。各帯域にわたる高い解像度と迫力ある低音が魅力。5万円台でロック・メタル・EDMを高解像度で楽しみたい方におすすめ。
Hi-Unit 有線ピヤホン6 (Hi-Unit 006-pnk) レビュー 聴き込むほど好きになる、ピヤホン新定番 | サク見レビュー
Hi-Unit 有線ピヤホン6(Hi-Unit 006-pnk)有線イヤホンレビュー。高解像度・高分離感で音数の多い曲でもごちゃつかない、自然な帯域バランスのクリアサウンドが魅力。2万円台でコスパも◎。

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