Hi-Unit 有線ピヤホン6(Hi-Unit 006-pnk)は、Hi-Unit フラッグシップの思想を受け継ぎながら”有線ピヤホン3″を起点に開発された、日常のポータブル体験を突き詰めた新モデルです。PU+LCP複合振動板の10mm ダイナミックドライバーを搭載し、高い解像度・分離感と自然な帯域バランスを両立した「聴き込むほど好きになる音」が特徴の有線イヤホンです。
本記事では、発売後に実際に購入し1週間試聴した筆者が内容物・外観・装着感・音質のレビュー、同価格帯の qdc FRONTIER・Agasound Sublimation との違い、おすすめのイヤーピース・リケーブルについて記載しています。
Hi-Unit 有線ピヤホン6 まとめ

- QHi-Unit 有線ピヤホン6 はどんなイヤホン?
- A
- ブラック&ゴールドのスタイリッシュなデザイン
- PU+LCP複合振動板の10mm DD でクリアかつ情報量豊かなサウンド
- 高解像度・高分離感で音数の多い曲でもごちゃつかない
- 味付け過多でない自然な帯域バランスで聴き込むほど好きになる音
- リケーブル対応(0.78mm 2pin)
- 向いている人
- ロック・メタル・EDM・アニソンなど音数・テンポが多い曲を楽しみたい方
- クリアで聴きやすい、解像度の高いサウンドが好みの方
- 向いていない人
- ゆったり、滑らかに聴きたい方
- ずっしりと重い低音の迫力が欲しい方
今回比較しているイヤホンはこちらです。


本サイトでレビューしているピヤホン・ピッドホンシリーズはこちらです。
2026/05/03 追記










Hi-Unit 有線ピヤホン6 製品情報
Hi-Unitフラッグシップの思想を受け継ぎつつ、”有線ピヤホン3″を起点に開発しながらも後継機ではない、日常のポータブル体験を突き詰めた新モデル ー 有線ピヤホン6
・「ポータブルで音楽をどう楽しむか」を突き詰めた、シリーズの新章
・PU+LCP複合振動板の10mm DDで情報量と聴きやすさを両立
・味付け過多にせず、自然な帯域バランスで”聴き込むほど好きになる音”Hi-Unit https://hi-unit.jp/blogs/products/hi-unit006-pnk より
型番 Hi-Unit 006-pnk ドライバー ダイナミックドライバー(PU+LCP複合振動板) インピーダンス 32Ω 出力音圧レベル 108dB 再生周波数帯域 20Hz~20kHz ケーブル OFC銀メッキ(120cm±20mm) コネクター 0.78mm 2Pin プラグ 3.5mm ステレオミニプラグ 市場想定価格 ¥22,000 税込(税別¥20,000) 発売日 2026/4/3
Hi-Unitフラッグシップの思想を受け継ぎながら、有線ピヤホン3を起点に開発された新モデルです。後継機ではなく「ポータブルで音楽をどう楽しむか」を突き詰めた、シリーズの新章として位置づけられています。
ハウジングは有線ピヤホン5のデザインを踏襲しつつ、シリーズの象徴である「PNKロゴ」を配置。本機よりOFC銀メッキの0.78mm 2Pin 対応の新ケーブルを採用し、付属イヤーピースも2種類に拡充されました。
さらに Amazon ではのちに紹介する相性ぴったりのリケーブル RYUCHU2(龍柱2)とのセット、以前レビューしたバランスピダックとのセット等も販売されています。おすすめのセットが揃えられますのでこちらもぜひどうぞ。
ギャラリー
内容物

内容物はこちらです。
- 本体
- OFC銀メッキケーブル(3.5mmアンバランス)
- シリコンイヤーピース2種(白・黒 各S・M・L)
- オリジナルケース
有線ピヤホンシリーズ定番のシンプルな構成ですが、今回は2種類のイヤーピースが付属しているのがポイントです。イヤーピースによって音の傾向が変わるので、付属品だけで自分好みのサウンドに調整できます。
付属イヤーピース

付属のイヤーピースはシリコンタイプ2種類で、それぞれ S・M・L の3サイズ、合計6ペアが付属しています。
白いイヤーピースは有線ピヤホン5でも採用されていたもので、軸は硬め、質感はサラサラとしています。しっかりとしたフィット感があり、低域をしっかりと表現してくれます。黒いイヤーピースは今回から新採用となり、柔らかくしっとりとした質感で耳への馴染みが良く、滑らかな音出しが特徴的です。
2種類それぞれで音の傾向が異なるので、好みや曲調に合わせて選べるのは嬉しいポイントですね。
付属ケーブル

付属ケーブルはOFC銀メッキケーブルで、有線ピヤホン3・5とは異なる新しいケーブルです。細くしなやかで取り回しが良く、日常使いにも適しています。
本体


こちらが本体です。ピヤホンシリーズお馴染みのブラック&ゴールドのデザインはやはりクールです。有線ピヤホン3・5はアルミ合金製でしたが、有線ピヤホン6は樹脂製となりました。そのぶん軽量になりましたが、フェイスプレートのデザインは美しく安っぽさは感じません。シリーズハイエンドモデルの象徴である「PNKロゴ」もしっかりと映えています。

ケーブル接続はフラットな 0.78mm 2Pin です。リケーブルしやすく、使いやすいですね。
装着時

実際に装着するとコンパクトで軽量な本体が耳にすっきりと収まります。ブラック&ゴールドのデザインも相まってスタイリッシュな印象です。
レビュー
装着感 : 軽量コンパクトで長時間でも快適
Hi-Unit 有線ピヤホン6は、軽量な樹脂製ボディのおかげで、有線ピヤホン3・5よりもひと回り軽く感じます。コンパクトな本体がすっきりと耳に収まり、長時間つけていても疲れにくいです。
遮音性も十分高く、外の音をしっかりとシャットアウトして音楽に没入できます。付属の2種類のイヤーピースはいずれもしっかりとしたフィット感を提供してくれます。
音質 : ストレートに良い音、聴き込むほど好きになる
試聴環境: SONY NW-WM1AM2 で再生、ケーブル・イヤーピースは付属品を使用。ロック、J-POP、EDM、アニソンなどを中心に試聴しました。
音質イメージグラフ
こちらが個人的音質イメージグラフです。
比較対象製品
周波数特性
音質評価
凡例
クリアで高解像度・高分離感 ─ 音数が多い曲でもごちゃつかない
Hi-Unit 有線ピヤホン6(Hi-Unit 006-pnk)の第一印象は、非常に高い解像度と分離感です。これまでの有線ピヤホンシリーズと比べると、全体的にクリアで透明感があり、思ったよりも軽やかで聴きやすく耳馴染みの良いサウンドが印象的です。音数が多い曲でも1音1音の輪郭がはっきりと描かれ、ごちゃつかずにすっきりと聴かせてくれます。
低域 : やや濃いめでスピーディー、リズムが気持ちいい
低域はやや濃いめで量感も十分ありながら、重すぎず軽すぎずもたつきもなくスピーディーです。ドラムのアタック感やベースラインがしっかりと感じられ、自然とリズムが体に入ってきます。かといって低域が前に出すぎることもなく、全体のバランスを崩さない絶妙な塩梅です。
中域・高域 : クリアで伸びやか、自然な粒立ちが心地よい
中域・ボーカルはやや近く、クリアで伸びがよく明瞭に聴こえます。男性・女性ボーカルともに自然に、かつしっかりと前に出てきます。高域もクリアで伸び良いですが、シンバル・ハイハットなどの金物も過度にキラキラした感じではなく、自然な粒立ちで他の帯域としっかり馴染んでいます。刺さりもなく長時間聴いていても疲れない高域です。
音場 : 自然なコンパクトさの中に十分な迫力
空間の広がりは過度に広がらず、自然なコンパクトさという印象です。それでも窮屈さはなく、各パートの定位はしっかりと感じられます。この「程よくまとまった空間」が、音のスピード感やまとまりの良さにつながっているように思います。
まとめ : “こういうので良いんだよ”という新しいスタンダートな一本
Hi-Unit 有線ピヤホン6は、味付け過多でない自然な帯域バランスで、どんな曲でもストレートに良い音で聴かせてくれます。トータルのまとまりが良く、ハイテンポな曲でもリズムを損なわずスピーディーに鳴らしてくれるので、ロック・メタル・EDM・ポップス・アニソンといった音数が多くテンポが速い曲との相性は特に良いです。聴き始めはシンプルに思えても、聴けば聴くほど好きになる、まさに”こういうので良いんだよ”というイヤホンです。
有線ピヤホンシリーズの1つではありますが、この価格での一つの新しい基準となるような、ストレートに使いやすく良い音だと思います。
あえて向かないケースを挙げると、ゆったりと余韻に浸りながら滑らかに聴きたいシーンには少し合わないかもしれません。が、どのジャンルでも楽しく良い音で聴かせてくれます。
qdc FRONTIER / Agasound Sublimation との比較
今回は同価格帯の qdc FRONTIER・Agasound Sublimation との比較です。なお、有線ピヤホン3・5との詳細な比較は別途後日投稿予定です。



| Hi-Unit 有線ピヤホン6 (Hi-Unit 006-pnk) | qdc FRONTIER | Agasound Sublimation | |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | ダイナミックドライバー(PU+LCP複合振動板)10mm | BA型(カスタマイズドBAシングルフルレンジ) | φ10mmセラミックコート振動板ダイナミックドライバー |
| インピーダンス | 32Ω | 52Ω | 19Ω |
| 音圧感度 | 108dB | 106dB SPL/mW | 128dB |
| 再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz | 10Hz~30,000Hz | 20Hz~20,000Hz |
| 参考価格(e☆イヤホン)(価格は変動することがあります) | ¥22,000 税込 | ¥15,840 税込 | ¥16,800 税込 |
相対的な音質の違いを表したグラフはこちらです。
比較対象製品
周波数特性
音質評価
凡例
vs qdc FRONTIER : 繊細さか、迫力かの選択
FRONTIER は非常にスッキリした見晴らしの良さが印象的です。繊細で中高音・高音がしっかりとクリアに出ており、低音も十分ながら軽やかです。解像度・分離感は高く、複雑で多い音も細かな線で詳細に丁寧に描いてくれます。空間の広がりも感じられます。
一方、Hi-Unit 有線ピヤホン6も全体的にクリアですが、音の輪郭が濃く太く、低音の深さ・重み・厚みもあるので FRONTIER よりも濃く迫力のあるサウンドです。解像度・分離感は同じくらいに思いますが、FRONTIER は繊細寄り、有線ピヤホン6は迫力寄りという違いがあります。空間の広がりは FRONTIER の方が広く感じられます。
どちらも聴きやすいサウンドであらゆるジャンルで楽しめますが、よりスッキリとクリアに聴きたい場合は FRONTIER、より迫力のあるサウンドで聴きたい場合は有線ピヤホン6 といった使い分けができそうです。
vs Agasound Sublimation : アナログの迫力か、デジタルのキレか
Agasound Sublimation はこの中では最も迫力のあるサウンドです。低域の厚み・広がり・深みがあり、全体を生々しい迫力の空気感が包み込みます。分離感は有線ピヤホン6には劣りますが、十分なキレの中にリアルな音の流れ・つながりが感じられ、アナログライクなサウンドが特徴的です。空間の広がり、特に低音の広がりが感じられ、ライブ音源との相性も抜群です。
一方、Hi-Unit 有線ピヤホン6は全体的にクリアでスッキリとしたサウンドです。素直にストレートに音の粒を届けてくれます。アナログライクな Sublimation に対してデジタルライクなサウンドとも言えます。細かな音の情報量は有線ピヤホン6の方があり、トラック数・音数が多い曲なら有線ピヤホン6の方が追いやすく相性が良いです。迫力は十分にありますが、Sublimation よりもスピーディーでキレがあります。
おすすめのイヤーピース・リケーブル
よりタイトにキレよく、もしくはよりクリアに楽しめるイヤーピース・リケーブルの例です。
イヤーピース : Audio-technica AT-ER500
「アブソートマー」という人肌で柔らかくなじむ素材を採用したイヤーピースです。耳につければイヤーピースが耳の形に合わせて変形してフィットしてくれます。シリコンタイプで柔軟ながらサラサラとした質感で埃もつかないのが嬉しいです。音質としては低音のキレを高めてくれ、よりスピーディーでタイトになります。有線ピヤホン6のキレの良いサウンドをさらに引き締めたい方におすすめです。
リケーブル① : Hi-Unit RYUCHU2(龍柱2)
有線ピヤホン5のクラウドファンディング特典として人気を博した龍柱に続く、新しく登場したケーブルです。「有線ピヤホン5の特性を活かしたバランスケーブル」ということですが有線ピヤホン6にもぴったりです。音の輪郭をはっきりとさせ、より細かな音をクリアに届けてくれます。安定して使いやすく、Hi-Unit製品との相性の良さも◎です。

リケーブル② : SoundsGood Anthracite
高純度単結晶銅(OCC)+グラフェンコートのケーブルで、全体をよりスピーディーにキレよくしてくれます。グレーのシックなデザインは有線ピヤホン6のブラック&ゴールドとも相性が良く、見た目のバランスもばっちりです。ロックを特に気持ちよく聴かせてくれるケーブルです。

SoundsGood のケーブルについてはこちらも参考にどうぞ。




Hi-Unit 有線ピヤホン6 まとめ
- QHi-Unit 有線ピヤホン6 はどんなイヤホン?
- A
- ブラック&ゴールドのスタイリッシュなデザイン
- PU+LCP複合振動板の10mm DD でクリアかつ情報量豊かなサウンド
- 高解像度・高分離感で音数の多い曲でもごちゃつかない
- 味付け過多でない自然な帯域バランスで聴き込むほど好きになる音
- リケーブル対応(0.78mm 2pin)
- 向いている人
- ロック・メタル・EDM・アニソンなど音数・テンポが多い曲を楽しみたい方
- クリアで聴きやすい、解像度の高いサウンドが好みの方
- 向いていない人
- ゆったり、滑らかに聴きたい方
- ずっしりと重い低音の迫力が欲しい方
Hi-Unit 有線ピヤホン6(Hi-Unit 006-pnk)は、ブラック&ゴールドのスタイリッシュなデザインと、PU+LCP複合振動板 10mm ダイナミックドライバーによる高解像度・高分離感のクリアなサウンドを備えた有線イヤホンです。まさに”こういうので良いんだよ”と思わせてくれる1本でした。聴けば聴くほど好きになっていくサウンドが魅力的です。
ピヤホンシリーズを初めて試す方には定番の第一歩として、有線ピヤホン3・5をお持ちの方には新章として音の変化を楽しむ1本として、そして¥22,000 前後でクリアかつ解像感の高い有線イヤホンを探している方には自信を持っておすすめできます。ぜひ一度試してみてください。
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