こんにちは ! 今回は SoundsGood のケーブつ5つを紹介します。この中の Kirin については 株式会社伊藤屋国際様 より提供いただいきました。せっかくなので Kirin 以外にも手持ちのSoundsGood のケーブルをいくつかのイヤホンとで聴き比べし、ケーブルそれぞれ感じた特徴をご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
おすすめポイント
SoundsGood Kirin
- しなやかでクセのない質感
- 低域がやや深まり、味濃く・芳醇な音
SoundsGood BlueFrame
- 青い炎を思わせる美しい外観
- 余韻が抑えられ引き締まる音、ボーカルは近く・くっきりに
SoundsGood Livyatan
- 海洋生物を思わせる鮮やかなカラー
- 広く包み込むような低音
SoundsGood Nuada
- 堅牢性、耐摩耗性に優れるナイロン被覆
- 1本で 2.5mm/3.5mm/4.4mm にプラグ交換対応
- 伸びやかで艶のある高域
SoundsGood Arianrhod
- 銀の月のような白く煌びやかな外観
- 全体の解像度を高め、特にボーカル・中高域をよりリアルにクリアに
SoundsGood とは
SoundsGood はイヤホン・ヘッドホンのケーブル等を手掛ける日本のブランドです。音質・扱いやすさ・外観にこだわり、オーディオマニアから初心者まで楽しめる、コストパフォーマンスに優れた製品づくりを心掛けています。
Amazon SoundsGood トップページ https://amzn.to/3SmOQXi より
SoundsGood は本サイトでも度々お世話になっている株式会社伊藤屋国際のオリジナルブランドです。見た目が美麗なもので4~5000円ほどから購入できるものも多く、オーディオ初心者にもおすすめしたいブランドです。また、1本1本熟練工による手作業で製造されており、質の高いケーブルが揃っています。音質がどうこうで選ぶのもいいですが、まずは見た目で合わせてリケーブルし、音の変化を楽しむのもいいですね。
合わせて試したイヤホン
今回ご紹介するケーブルは手持ちの様々なイヤホンとで日々使っています。今回記事を書くにあたり、価格帯・音質の傾向がことなる以下3つのイヤホンとで付属のケーブルと改めて聴き比べています。
SUPERTFZ FORCE 1C
水月雨(MOONDROP) Starfield 2
final A5000
SoundsGood Kirin
製品情報
【Kirin（キリン）】SoundsGood 7周年記念 ケーブル
SoundsGood Kirinシリーズは、高品質な素材を採用しつつも可能な限りリーズナブルなプライスで提供することを目的とした、SoundsGoodのエッセンシャルラインです。高純度単結晶銅を8芯、銀メッキOFC(無酸素銅)を8芯の合計16芯というリッチな構成を、熟練の職人による手作業で丁寧に編み上げました。適切なピッチで編まれたケーブルは柔らかく取り回しが良いだけでなく、音質も考慮した構造となっています。ケーブル選びに悩んだ際の最適な選択肢となるべく、あらゆるイヤホンとのアンマッチが起こりづらいオールブラック仕上げとなっており、カジュアルリスニングからモニタリング用途などプロユースまで幅広くお使いいただけるケーブルです。入力端子は3.5mmアンバランス/4.4mmバランスから、出力端子はMMCX/2Pin(0.78mm)/QDCのバリエーションをご用意しております。
Amazon SoundsGood Kirin https://amzn.to/4d0xJCG より
- 素材
高純度単結晶銅 8芯 + 銀メッキOFC(無酸素銅) 8芯 - バリエーション
2Pin-3.5mm、2Pin-4.4mm、MMCX-3.5mm、MMCX-4.4mm、QDC-3.5mm、QDC-4.4mm
外観
今回提供いただいたのは 2Pin-4.4mm のものです。
全体は黒いツヤツヤな質感です。今回登場するケーブルの中では(というより他ブランドのケーブルも含めて)トップクラスにしなやかでクセがなく使いやすいです。“あらゆるイヤホンとのアンマッチが起こりづらいオールブラック仕上げ”とあったように、外観合わせやすいデザインですね。
ちなみに、今回ご紹介する SoundsGood の2Pinケーブルは final イヤホンの溝にもピッタリハマります。final A シリーズをお持ちの方にもSoundsGoodはおすすめです。
音質
そこまで大きくは変わらないものの、イヤホン本来の音質傾向からやや低域の深みが強まるような印象です。全体的には艶・余韻が若干増え、より味濃く・芳醇な音に感じます。SUPERTFZ FORCE 1C のもともとある深い低域がより強まります。水月雨 Starfield 2 ではもともとあった高域の艶がおとなしめになったように感じました。final A5000 でも低域の押しが強まり、もともとの繊細なサウンドに荒々しさが足されたようです。幅広いイヤホンに使っていいケーブルと思いますが、繊細な音のイヤホンよりは低域が強めの力強いイヤホンとの相性がいいかなと思います。
ポチップSoundsGood BlueFrame
製品情報
【BlueFlame（ブルーフレイム）】高純度無酸素銅PCUHD採用アップグレードケーブル
SoundsGood BlueFlameシリーズは、高品質な素材を採用しつつも可能な限りリーズナブルなプライスで提供することを目的とした、SoundsGoodのエッセンシャルラインです。4N(99.99%)グレードの純度を誇る古河電工製の高純度無酸素銅線「PCUHD」を単芯あたり42本使い、合計336本の線材を束ね8芯で編み上げたリッチな構成を、企画過程で偶然生まれた青い炎を纏ったような美しい外観に仕上げました。研ぎ澄まされた音質に加え、光の色や強さなど環境により情感を表す様に表情の移り変わる美しい外観をお楽しみください。入力端子は3.5mmアンバランス/2.5mmバランス/4.4mmバランスから、出力端子はMMCX/2Pin(0.78mm)/QDCのバリエーションをご用意しております。
Amazon SoundsGood BlueFrame https://amzn.to/3SrSVJw より
- 素材
4N(99.99%) 高純度無酸素銅線 42本 x 8芯 - バリエーション
2Pin-2.5mm、2Pin-4.4mm、MMCX-2.5mm、MMCX-3.5mm、MMCX-4.4mm、QDC-3.5mm、QDC-4.4mm (2Pin-3.5mm は以前購入できましたが 2024/07/28現在はありませんでした。)
外観
購入しているものは 2Pin-3.5mm です。
全体は一見すると紫に見えますが、うっすら細かく青が混じり、その名の通り青い炎のような美しさがあります。こちらもまたそこまでクセがなくしなやかで扱いやすいケーブルです。
音質
こちらも大きくは変わらないものの、音の余韻が抑えられ引き締まるような変化を感じました。特にボーカルがはっきり・くっきりとする印象です。SUPERTFZ FORCE 1C では全体的にマイルドな音がスッと引き締まったようでした。水月雨 Starfield 2 でも余韻が全体的に引き締まり、よりスッキリとしたサウンドに変わります。fianl A5000 はもともとスッキリめな音ですが、ボーカルが近くに・くっきりとし、全体期にもキリッと・シャキッとしたように感じました。こちらも幅広いイヤホンで使いやすいケーブルと思いますが、スッキリ系のイヤホンにより合いそうです。
ポチップSoundsGood Livyatan
製品情報
【Livyatan（リビヤタン）】銀メッキ無酸素銅線+高純度単結晶無酸素銅線採用アップグレードケーブル
SoundsGood Livyatanシリーズは、高品質な素材と職人の技術を可能な限りリーズナブルなプライスで提供することを目的とした、SoundsGoodのエッセンシャルラインです。銀メッキされた無酸素銅（OFC）線φ0.1mm を35本x2芯と高純度単結晶無酸素銅線φ0.05mmを140本x2芯、それぞれリッツ構造で合計4芯で編み上げたリッチな構成を、海洋生物を思わせるユニークなツートンカラーに仕上げました。Livyatanはあなたの生活に華やかな音と色を加えます。入力端子は3.5mmアンバランス/4.4mmバランスから、出力端子はMMCX/2Pin(0.78mm)の計4種のバリエーションをご用意しております。
Amazon SoundsGood Livyatan https://amzn.to/4cYQA14 より
- 素材
銀メッキ無酸素銅 φ0.1mm 35本 x 2芯 + 高純度単結晶無酸素銅線φ0.05mm 140本 x 2芯 - バリエーション
2Pin-3.5mm、2Pin-4.4mm、MMCX-3.5mm、MMCX-4.4mm
外観
購入しているものは 2Pin-4.4mm です。
ブルーとオレンジがツイストされている、派手で鮮やかなデザインです。イヤホンと合わせやすい色とは言いにくいですが、パッと華やかにしてくれます。今回登場するケーブルの中では線が太め・クセが強めですがそれでも扱いやすい方です。
音質
中低域をそのままに残しつつも、低域の深みと広がりが増すような変化が感じられました。SUPERTFZ FORCE 1C はもともと低域に広がりがありますが、さらに深く・広くなったようでした。とはいっても中高域が引っ込むとかぼやけるとかはなく、別々の空間が広がるような印象です。水月雨 Startfield 2、final A5000 でも同じような印象です。もともとあった高域の伸びはそのままに、低域が後ろの方で広がっているようでした。もともと低域が強めではないイヤホンだと、低域と高域がバラバラに感じることもありそうです。低域寄り、もしくは余韻多めのしっとり系のイヤホンとの相性が良さそうです。
ポチップSoundsGood Nuada
製品情報
【Nuada（ヌアダ）】純銀アップグレードケーブル
SoundsGood Nuadaは高純度な4N（純度99.99%） φ0.1mm純銀線10本を撚線として4芯、合計40本導体に採用。入力側プラグを3.5mm3極アンバランス/2.5mm4極バランス/4.4mm5極バランスの3通りに交換が可能な高品位なスワップ構造を取り入れたことでパソコン、高音質プレイヤー、外付けDAC/アンプなど幅広い再生機器との接続を可能とし、アンバランス/バランス接続の聴き比べもお楽しみいただける高音質アップグレードケーブルです。銀線の柔らかさに加え、しなやかで取り回しがし易く堅牢性や耐摩耗性と審美性も高いナイロン被膜を採用したことで高音質と使い易さを両立。オンライン専売商品として簡易パッケージにしたことなどコストを省くことでリーズナブルでコストパフォーマンスの高いプライスを実現しました。MMCX/2Pin(0.78mm)のふたつのバリエーションをご用意しております。
Amazon SoundsGood Nuada https://amzn.to/4cXmESN より
- 素材
高純度4N（純度99.99%）φ0.1mm 純銀線 10本 x 4芯 - バリエーション
2Pin、MMCX (プラグはそれぞれ 2.5mm/3.5mm/4.4mm 交換式)
外観
購入しているものは 2Pin です。
全体は落ち着いたグリーンでこれまたイヤホンと合わせやすい色合いです。ここまでのケーブルとは異なりナイロン皮膜で覆われているためサラサラとした質感です。絡まりにくいですね。しなやかさは Kirin、BlueFrame に次ぐくらいで、くせは少なめです。
この価格でプラグ交換で2.5mm/3.5mm/4.4mm とオールラウンダーに使えるのもGoodポイントです。
音質
これまでのケーブルとは異なり、素材が純銀ということもあり、メインが高域寄りに感じます。SUPERTFZ FORCE 1C では中低域が抑えられ、高域の伸び・艶が増すようです。高域の輪郭がキリッとする一方で中低域の輪郭は丸くなったようにも感じました。水月雨 Startfield 2 はもともと高域に艶があるイヤホンですがさらにそれが強調されたようです。もともと低域もそこそこ出ていますが、それは抑えられ、サウンドが “ギラギラ” から “キラキラ” になったように感じます。final A5000でも同様で、低域が抑えられ高域が強調されたようです。シンバル等のシャキッとした音が強調されるようです。高域寄りで、キラキラ系のイヤホンとの相性が良さそうです
ポチップSoundsGood Arianrhod
製品情報
【Arianrhod（アリアンロッド）】銅銀合金＋銀メッキOFCアップグレードケーブル
SoundsGood Arianrhodは”美しい声、音響空間の広さ”をテーマに、既存製品へ寄せられたフィードバックも参考にしながら開発されました。銅に僅かな銀を配合した銅銀合金と銀メッキされたOFC（無酸素銅）を導体に採用し、ボーカル音域の美しさと音の広がりを発揮するよう太さや本数を慎重に吟味。美しい銀色の導体にあわせて高品位なメタルパーツを各部に配し、熟練職人のハンドメイドで編み込まれたケーブルはまるで夜空に浮かぶ白銀の月を思わせます。オンライン専売/直販商品とすることでハイパフォーマンスを感じさせるリーズナブルなプライスを実現しました。入力端子は4.4mmバランス、出力端子はMMCX/2Pin(0.78mm)の計2種のバリエーションをご用意しております。
Amazon SoundsGood Arianrhod https://amzn.to/4cbn72x
- 素材
銅銀合金線 φ0.1mm 12本 x 4芯 ＋ 銀メッキ無酸素銅線 φ0.08mm 114本 x 4芯 - バリエーション
2Pin-4.4mm、MMCX-4.4mm
外観
購入しているものは 2Pin です。
銀の月のような白く光沢のある、高級感のあるデザインです。これまでのケーブルよりも線材の本数が一段と多く、太めになっています。重さもそれなりにあり、耳にかけても少し重みを感じます。硬さもややあり、取り回しは少ししにくい面もあります。
音質
全体の解像度を高め、特にボーカルと高域をよりクリアにリアルに聴かせてくれます。解像度の高さ・クリアさは今回のケーブルの中では一番に感じました。SUPERTFZ FORCE 1C ではもともとの広がりのある低域はそのままに、中高域だけクリアになったように思いました。これはこれでいいですが、低音メインのイヤホンではチグハグ感があるかもしれません。水月雨 Starfield 2 とは相性がいいですね。もともとの少し強めの低域を活かしつつ、得意の中高域がよりリアルになります。特に女性ボーカルとの相性がいいです。final A5000 でも同様で、全体の高い解像度を保ちつつ、高域をより澄み渡るような空間にしてくれます。
ポチップその他の SoundsGood
SoundsGood からは今回ご紹介した以外にもクオリティ高い製品をリリースしています。こちらからどうぞ。
まとめ
SoundsGood からリリースされるケーブルはどれも外観・使い勝手・音質それぞれクオリティの高いものが揃っていると感じます。オーディオ沼に入る前の方も、使っている方もSoundsGoodおすすめです。
それではまた次の記事で !
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