こんにちは ! 今回はピッドホン2 こと Hi-Unit 002-pnk をレビューしていきます。ピヤホン・ピッドホンシリーズは言わずと知れた、凛として時雨のピエール中野氏が手掛けるイヤホン・ヘッドホンシリーズです。購入して聴き込みましたのでレビュー書いていきます。さすがはピッドホン2、いい音です。
のちに発売された、ピッドホン3 のレビューはこちらです。ピッドホン2との比較もあります。
先に発売されている有線ピヤホン3、後に発売された有線ピヤホン4、ピヤホン7 等、ピヤホンシリーズのレビューもありますのでこちらからどうぞ !
おすすめポイントまとめ
製品情報
アルペックスハイユニット https://alpex.jp/products/hi-unit002-pnk より
- ドライバー形式:40㎜ダイナミックドライバー
- インピーダンス:32Ω
- 周波数特性 : 20 – 20000 Hz
- 感度 : 93 dB/mW
- 入力端子:3.5mm ステレオミニジャック
- 対応コーデック:SBC,AAC,APTX,APTX-HD
- Bluetooth version:5.0
- マルチペアリング:8デバイス
ワイヤレスヘッドホンの括りでいえばスペックだけで言うと平均的に見えてしまいますが、ピッドホンといえば有線・無線どちらも高音質で聴けることが特徴的です。ワイヤレスヘッドホンでは有線接続だと音が微妙なことが結構あります。しかし、ピッドホン2はそこの差がなるべくないようにチューニングされているとのこと。
また電源ON・OFF・接続等のガイダンスサウンドは凛として時雨の TK氏 録り下ろしサウンドとなっていてこれまたカッコいいです。
ギャラリー
付属品はこちら。本体の他には専用のケース・3.5mmジャックケーブル・USB A to Cケーブル・カードが付属しています。右下のカードは裏面のQRコードからピッドホン2に搭載されているTK氏録り下ろしサウンドの他、搭載されなかったものも視聴できるサイトにアクセスできます。
本体がこちら。片方に開くことができます。1枚目の通り、畳むこともできます。全体は黒に統一されていて普段使いしやすいシックなデザイン。他のヘッドホン同様、アジャスターで長さを調節できます。細かいですがこのアジャスターは結構硬めです。ジャストポイントを見つけたのにいつの間にかずれていた、なんてことがありません。地味ですがGoodポイントです。
内側にL/Rが書かれているタイプです。イヤーパッドも厚みがあるのでふんわりしっかりと耳を覆ってくれます。
操作は全て物理ボタンです。
- 右側には 音量+(長押しで曲送り)・再生/停止/応答・音量-(長押しで曲戻し), 3.5mmジャック
- 左側には 電源(長押しでペアリングモード), USB C
があります。
ちなみに4.4mmバランス接続には対応していないとのことです。仮に音が鳴ったとしてもやめておいた方がいいですね。
付属の3.5mmケーブルは3極-4極タイプです。3極側を本体に挿します。マイク付きコントローラーも付いており、再生/停止(2回で曲送り・3回で曲戻し)・音量+・音量-・応答といった操作ができます。
レビュー
使用感
まず、TK氏のガイダンスサウンドが全てカッコいいです。電源ON・ペアリング待機・接続・電源OFF…
あらゆるタイミングで1,2秒ほどですがいちいちカッコいい音がなります。
Bluetooth接続時、とくに音切れとかはなく再生できていました(自宅と住宅街)(Xperia 1 II AptX-HD/AAC/SBC)。ボリューム操作と曲操作も特に問題なし(ボリューム長押しで曲送り・戻しなのは若干癖はありますが)。対応スマホアプリもないので特にカスタマイズとかはありません。
Bluetoothを別の機器に繋ぎ直すには現在接続している機器を切断後に別の機器から接続する必要があります。頻繁に繋ぎかえるということがない限りは大丈夫かなと思います。
有線接続はケーブルを挿して再生するだけです。ケーブルを刺すと電源が入らなくなるのでそこは潔いというかわかりやすいですね。
装着感
イヤーパッドは柔らかく側圧もそこまで強くはないので長時間でも疲れないです。本体もそこまで重くもないのでおすすめされている通り外でも使いやすいですね。
ピッドホン2は密閉型なので音漏れもしにくくなっています。見た目の通りしにくかったです。(もちろん爆音にすると音漏れもちょっとはするし耳にも悪いので要注意。)
ちなみに、ヘッドホンは蒸れると言う方にはmimimamoがおすすめです。このピッドホン2と一緒にピエール中野モデルのmimimamoも発売されています。こちらはピッドホン2以外のヘッドホンにも使えますので手持ちのヘッドホンにもどうぞ。
ピッドホン2につけるとこんな感じ。
音質
ワタナベカズマサ氏のYoutubeから
動画中のワタナベカズマサ氏と同じくピエール中野さんまたやっているなー ! という感じです。
まずは無線で聴きましたが、全体の解像度がとても高く、低音・リズム隊のキレが抜群です。有線ピヤホン3の時も同じような印象でしたがこちらはヘッドホンで空間の広い・迫力のある音が楽しめます。それでいてヘッドホンなのに一粒一粒しっかりと聴こえますね。いやあ好みの音でしたので機能少なくても買っていました。
中域のボーカルも楽器隊を邪魔せずにしっかりと聞こえます。高域も刺さらず足りないことなく出ています。やはりロックが一番合いますね。もしくはトラック数の多いEDMなんかにもいいかも。
そして有線接続。驚くのは無線接続の音質と本当にほぼ変わらない言う点です。無線の方がちょっと高域出ているかなくらいです。電源ONしないと音が出ないとか、無線と全然音が違うと言うヘッドホンが多々ある中、ピッドホン2は真の意味で有線・無線どちらもでいい音質で音楽が楽しめます。(どちらでもちゃんと出すようにするのは設計的に面倒かなとは思うのですがピッドホン2はちゃんとやっているんですね)
まとめ
ピエール中野氏の手掛けるピッドホン2、サウンドチューニングが凄まじいヘッドホンでした。機能的には絞られているものの、それを度外視してでもいい音を聴かせてくれていて自分も気に入っています。スペック面とかバーチャル視聴だけでは判断せずにまずは一度聞いて見て欲しいですね。きっと驚かれるのではと思います。それではまた次回の記事で !